ミニキンパ3種
巻きすを使わずに、手でクルッと巻くだけです。すし飯ではなく、ごま油と塩を混ぜたご飯でつくる韓国式のり巻きです。
写真: 邑口 京一郎
*1人分
*1人分
*ご飯を冷ます時間、にんじんを冷ます時間は除く。
材料
(4人分)
(12本分)
- ・ご飯 (温かいもの) 500g
- ・焼きのり (全形) 3枚
- 【A】
- ・塩 小さじ1/2
- ・ごま油 小さじ1
- 【にんじんのナムル】
- ・にんじん (大) 1/2本(100g)
- ・ごま油 小さじ2
- ・塩 少々
- ・白ごま 小さじ1
- 【ほうれんそうのナムル】
- ・ほうれんそう 1/2ワ(100g)
- ・塩 少々
- ・くるみ (粗く刻む) 10g
- ・みそ 大さじ1/2
- ・白ごま 小さじ1
- ・ごま油 小さじ1
- 【ドライトマトのナムル】
- ・ドライトマト 15g
- ・オリーブ油 小さじ2
- ・酢 小さじ1
- ・塩 小さじ1/5
- ・カッテージチーズ 40g
- ・黒こしょう 適量
- ・バジルの葉 8~10枚
つくり方
盤台またはボウルにご飯を入れて【A】を順に回しかけ、しゃもじで切るように混ぜて冷ます。
にんじんは5cm長さのせん切りにする。フライパンにごま油を熱し、にんじんを中火で炒め、塩をふってサッとなじませる。バットに広げて白ごまをふり、冷ます。
ほうれんそうは塩を入れた熱湯でサッとゆでて冷水にとり、水けを絞り、4~5cm長さに切る。くるみはボウルに入れ、みそ、白ごま、ごま油を加えて混ぜ、ほうれんそうを加えてあえる。
ボウルにドライトマトを入れて熱湯を回しかけ、湯をきる。オリーブ油、酢、塩を加えて混ぜる。
焼きのりは1枚を4等分に切って合計12切れにする。1切れに1のご飯を1/12量ずつのせ、2、3のナムルを1/4量ずつ中央より少し手前にのせて巻く。残りも同様にする。
◆ミニキンパの巻き方◆
のりの奥にのりしろを1.5cmあけておき、ひと巻きする。キュッと押さえて整え、のりしろまで巻く。
4の【ドライトマトのナムル】とチーズは1/4量ずつ重ねて黒こしょうをふり、ちぎったバジルの葉を1/4量ずつのせて同様に巻く。
ミニキンパ1本をそれぞれ3等分に切る。
このレシピをつくった人
コウ 静子さん
料理家である母、李映林さんの韓国薬膳を取り入れた日々の食卓や、2人のいとこが韓医学博士で韓医師と婦人科医という環境から、薬膳や韓医学を身近に感じて育つ。自身も国際中医薬膳師である。
TV、ラジオ、雑誌など多数のメディアで料理を提案しながら、自分自身と向き合い、日々の食卓を大切にすること。それは心と体を美しく豊かにしてくれるということを、料理を通じて伝えている。
講演、飲食店プロデュースや雑貨の提案も行っている。弟のコウケンテツさんも同じく料理家として活躍中。
著書に「野菜たっぷりの薬膳韓国ごはん」(大和書房)「症状別 体の不調を整えるごはん」(家の光協会)など多数。
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