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きょうの料理レシピ

子どもランチ

華やかかつユーモアのある「お子様ランチ」は、1品ずつが本格的。昭和30年代に放送されたレシピです。

子どもランチ

写真: 原 ヒデトシ

材料

(5人分)

【鶏のひき肉の串刺し】
・鶏上ひき肉 240g
・小たまねぎ (みじん切り) 1コ(25g)
・パン (小) 1切れ
・卵 1コ
・パン粉 少々
・塩 小さじ1/2
・こしょう 少々
・小麦粉 少々
・揚げ油
【子どもサラダ】*目はレーズン、口はにんじんを切ったものをマヨネーズで貼る。人形の帽子にゆでたグリンピースをようじでとめる(すべて分量外)。
・じゃがいも (小) 400g
・にんじん (小) 1本
・卵 5コ
・小たまねぎ (みじん切り) 1コ(25g)
・レタス 少々
・酢 大さじ1
・マヨネーズ
【洋風えびご飯】
・米 カップ3+1/2
・たまねぎ (みじん切り) 大さじ2
・芝えび (殻付き) 200g
・グリンピース 大さじ山盛り3
・スープ カップ4
*顆粒(かりゅう)スープの素(もと)(洋風)を表示どおりの分量の湯で溶いたもの。
・パセリ 適量
・うまみ調味料 少々
・サラダ油 大さじ2
・トマトケチャップ 大さじ3
・塩 小さじ1
・こしょう 少々
・バター 小さじ山盛り1

つくり方

【鶏のひき肉の串刺し】
1

パンは水に浸して絞り、ほぐしてひき肉に加え、卵は卵白を残してたまねぎとともに加える。塩、こしょうを入れてよく混ぜ、10コに分け、小麦粉、卵白(小さじ1の水で割る)、パン粉を順につけて揚げ、串に刺す。

【子どもサラダ】
2

じゃがいもは皮ごと、卵もにんじんもよく洗って、みな同じ鍋でゆで、じゃがいもは熱いうちに皮をむき、酢をかけてつぶしておく。卵は水にとって殻をむき、7:3に切り分ける。黄身を取り出して裏ごしし、1コ分を取り分け、残りをマヨネーズ大さじ山盛り1で練り、白身にはみ出すように絞り込む。三分(ぶ)の白身を帽子にしてかぶせ、顔を描く。じゃがいも、にんじんのみじん切り、小たまねぎのみじん切り(水にさらす)、マヨネーズ大さじ4でサラダをつくり、取り分けた黄身をふり、レタスをのせて卵をのせる。

【洋風えびご飯】
3

米は洗ってざるに上げておく。鍋にサラダ油を熱してたまねぎを炒め、次に米を炒め、スープ、トマトケチャップ、塩、こしょう、うまみ調味料を加えて炊き上げる。芝えびは塩ゆでして殻をむき、バターで炒め、グリンピースは熱湯に通してともに炊き上げたご飯に混ぜる。パセリを添える。

全体備考

◆鶏のひき肉の串刺し◆
◎エネルギー:220kcal ◎塩分:0.8g ◎調理時間:25分
◆子どもサラダ◆
◎エネルギー:230kcal ◎塩分:0.5g ◎調理時間:30分
◆洋風えびご飯◆
◎エネルギー:520kcal ◎塩分:2.4g ◎調理時間:35分
※エネルギー、塩分ともにすべて1人分。

※このレシピは、1958/05/01に放送したものです。
材料表、つくり方の説明文は、現代と表現が異なる場合がありますが、当時の雰囲気を再現するため、初出時のままで掲載しています(一部、わかりやすいように語句を統一したり、補っている部分があります)。

きょうの料理レシピ
2018/05/31 よみがえる テキスト創刊号!
(初回放送日:1958/05/01)

このレシピをつくった人

飯田 深雪

飯田 深雪さん

(1903 ~ 2007)夫の仕事により、戦前から海外の駐在地にともに赴き、戦後は、広く世界を回って各国の家庭料理を身につける。西洋家庭料理を日本に紹介した草分け的な存在として、長年にわたり指導を続けた。

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