きょうの料理レシピ
フレッシュないちごジャムとバター
湯煎でつくるジャムは、みずみずしい食感です。生クリームからつくるバターはミルクの香りが漂って格別です。たっぷりとパンに塗って召し上がってください。
写真: 蛭子 真
材料
(つくりやすい分量)
- 【いちごジャム】
- ・いちご 200g
- ・砂糖 90g
- ・レモン汁 小さじ1/2強
- 【自家製バター】
- ・生クリーム (乳脂肪分35%以上のもの) カップ1
- ・好みのパン 適宜
つくり方
1
【ジャム】をつくる。いちごはヘタを取り、砂糖、レモン汁と耐熱ガラスボウルに入れて混ぜる。そのまま1時間ほどおく。
2
いちごから水分が出てきたら、ラップをかける。ボウルより直径の大きい浅鍋に湯適量を沸かし、紙タオルを折って入れる。弱火にしてボウルを湯煎にかける。湯がフツフツと小さく沸いている状態を保ち、30分間たったら火から下ろし、冷ます。
! ポイント
ボウルの縁が鍋肌に近いと、熱でラップが溶けるので注意すること。ステンレスボウルを使う場合は熱の伝わり方が大きくなるため、鍋に布巾を敷いておく。
3
【バター】をつくる。生クリームをボウルで泡立て、堅くなっても、水分と固形分に分かれるまで10分間ほど泡立て続ける
! ポイント
泡立て続けると、水分と固形分に分かれてくる。この固形分がバターとなる。
4
出てきた水分は捨て、固形分の水けを紙タオル(不織布タイプ)で押さえて取り除く。【バター】は冷蔵庫で少し冷やし、ラップで包んで、手で四角く形づくる。【ジャム】と【バター】をパンに塗って食べる。
全体備考
●いちごジャム(全量)
◎410kcal ◎塩分0g
◎90分(冷ます時間は除く)
◎冷蔵庫で3~4日間保存可能。
●自家製バター(全量)
◎870kcal ◎塩分0.2g
◎25分
きょうの料理レシピ
2018/05/22
つくろう! にっぽんの味47
このレシピをつくった人
山口 浩さん
神戸にあるホテルの総支配人・総料理長。フランスの三つ星レストランで修業し、「水のフレンチ」と呼ばれる、バターの使用を抑えた軽さが身上のフランス料理を実践している。
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