
きょうの料理レシピ
干ししいたけとしいたけの甘煮
生と干し、2つの食感の違いを楽しむ煮物です。だしは使わず、しいたけのうまみと香りを生かします。

写真: 鍋島 徳恭
エネルギー
/120 kcal
*1人分
塩分/0.7 g
*1人分
調理時間
/30分
*干ししいたけを湿らせておく時間、味を含ませる時間は除く。
材料
(2人分)
- ・干ししいたけ 3枚
- ・生しいたけ 8枚
- ・油揚げ 1枚
- 【A】
- ・酒 カップ1/2
- ・水 カップ1
- ・三温糖 大さじ1+1/2
- ・しょうゆ 大さじ1/2~1弱
つくり方
1
干ししいたけは、霧吹きで水をかけて全体をしっかり湿らせ、10~15分間おく。軸の周りに包丁の先で切り目を数か所入れ、手で軸を取る(きのこ鍋の3参照)。かさを粗みじん切りにする。
2
生しいたけは紙タオルで汚れを拭き、石づきを除き、軸は取って手で裂く(かさの部分はそのままでよい)。
3
油揚げはサッと湯にくぐらせて油抜きをし、絞ってフードプロセッサーでかくはんし、細かくする(または包丁で細かく刻む)。
4
鍋に1と3を入れ、【A】を注ぎ、中火にかける。少し煮たら、2の生しいたけの軸を加え、ふたをして煮る。
5
煮立ったら、生しいたけのかさの部分を加え、三温糖を加える。厚手の紙タオル(不織布タイプ)で落としぶたをし、さらに鍋のふたをして、煮汁がヒタヒタになるまで約10分間煮る。味をみて、しょうゆを加え、火を止める。ふたをしたまま粗熱が取れるまでおき、しっかり味を含ませる。
全体備考
【しいたけが残ったら】
半端に残った生しいたけは、時間とともに水分が出てくるので、その日のうちに焼きびたしにするのがおすすめ。石づきを切り落として軸とかさに分け、表面に紙タオルでオリーブ油を薄く塗り、網焼きにするか、魚焼きグリルでこんがり焼きます。あとは保存容器に入れ、ポン酢やにんにくじょうゆを回しかけるだけ。おつまみとして食べたり、大根おろしとあえても。冷蔵庫で2~3日間保存できます。
きょうの料理レシピ
2017/09/12
松田美智子の和食スタイル
このレシピをつくった人

松田 美智子さん
都内で料理教室を主宰。惣菜からもてなし料理、保存食まで、和洋中のジャンルを超えて幅広く指導。鍋料理の本も執筆。テーブルウェアの開発などにも携わる。
ご飯を水で伸ばしてリゾットにすると独特の粘りが残ります。生ゴメをアルデンテに仕上げる本場のイタリアンティストには敵いませんが、コレはコレでアリです。なぜなら①余ったご飯の消費に使える②短時間で完成③思い立った時に作れるなどの利点があります。何より味が良い。美味しい!このレシピは落合シェフの「万能きのこソース」がいい風味を出してます。美味しくて簡単に作れるのでリピ確定です。
2024-09-22 05:08:32
唐辛子多めできのこソースをつくり、仕上げのバターは控えめに、醤油を足して、最後に黒胡椒をかけて、ピリッとしたあと、汗が出る仕上がりに。単身の身には、きのこソースのように作り置きできるものは重宝しますね。明日は、チキンを焼いて上にかけて頂こうかな、とか、サラダに混ぜようかなとか、しばらく楽しめそうです。
2019-06-07 09:18:40
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