きょうの料理レシピ
肉のみそ漬け
白みそは京都の冬の代名詞です。とっておきはみそ漬け。肉、魚、野菜から卵まで漬け込んでおけば、冬のおかずづくりが心強くなります。
写真: 浮田 輝雄
エネルギー
/580 kcal
*1枚分
塩分/2.5 g
*1枚分
調理時間
/20分
*漬けておく時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・豚肩ロース肉 (豚カツ用) 4枚(約900g)
- *このほか、牛肉、鶏もも肉など、脂のある肉がおすすめ。
- 【A】
- ・白みそ 400g
- ・みりん 大さじ2~4
- ・好みの生野菜 適宜
つくり方
みそ床をつくる
1
【A】をボウルに入れてゴムべらでよく混ぜ合わせる。
漬ける
2
保存容器に半量を入れてならす。その上にガーゼを敷いて豚肉をのせ、ガーゼで覆う。【A】の残りを平らにのせてふたをし、冷蔵庫に入れて1~2日間おく。
焼く
3
豚肉をみそ床から取り出し、表面加工のしてあるフライパンに入れる。弱火にかけてふたをして、両面を約3分間ずつ焼き、中まで火を通す。器に盛り、好みで生野菜を添える。
! ポイント
みそ漬けにすると焦げやすいので、弱火でじっくりと焼くこと。
全体備考
【保存】
漬け上がってすぐに食べないときは、肉をみそ床から出してラップで包み、冷凍庫で保存する。解凍してから焼く。約1か月間保存可能。
【白みそについて】
白みそは風味が豊かで、濃厚な味わい。熟成期間が短いため、買ったあとそのまま冷蔵庫に入れておくと、色が変わり、風味が落ちてきてしまう。保存容器に入れて冷凍庫に入れておけば、2~3か月間は鮮度が保たれる。堅く凍らず、シャーベット状になり、解凍せずにそのまま使える。
【道具】
ガラスやホウロウなどの保存容器に漬けるのがおすすめ。みそが食材に直接ついてしまわないように、ガーゼを用意しておく。
きょうの料理レシピ
2017/02/16
大原千鶴の 季節のやさしい手仕事
このレシピをつくった人
大原 千鶴さん
京都・花背の名料亭で生まれ、里山の自然に親しみながら和食の心得や美意識を育む。料理研究家、また二男一女の母として培った、家庭的かつ美しい料理に定評がある。
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