きょうの料理レシピ
昭和49年の「ゆで豚肉の刺し身とスープ」
昭和49年に放送された懐かしのレシピです。ひとつのなべでできる簡単料理のはしりといえます。
写真: 山本 明義
エネルギー
/250 kcal
*1人分
調理時間
/45分
材料
(4人分)
- 【ゆで豚肉の刺し身】
- ・豚ロースまたはもも肉 (塊) 400g
- ・ねぎ 1/2本
- ・しょうが 1かけ
- ・きゅうり 2本
- ・甘酢しょうが 適量
- ・溶きがらし 適量
- ・柚子こしょう 適量
- 【スープ】
- ・豚肉のゆで汁 カップ4
- ・豆腐 1/2丁
- ・レタス 少々
- ・トマト (小) 1コ
- ・しょうゆ
- ・塩 少々
- ・こしょう 少々
- ・こしょう (粒)
- ・水 カップ7~8
つくり方
ゆで豚肉の刺し身
1
豚肉はなるべく細長くて形のよいものを求める。塊のままぬるま湯で洗い、水でサッと洗う。
2
鍋に豚肉、水カップ7~8、ブツ切りにしたねぎ、たたきつぶしたしょうがを入れて、強火にかける。煮立ったらやや火を弱めてアクを取る。ふたをして弱火で30~35分間ゆで、肉の中央に竹ぐしを刺して、透明な汁が出てくるようになったら火を止める。
! ポイント
煮立って湯の表面にアクが固まってきたら、火を弱めて全部すくい取る。
3
肉を取り出し、乾かないようにガーゼか紙タオルで包んで再びゆで汁につけ、冷ましておく。このとき、ねぎとしょうがは取り除いておく。
! ポイント
表面が乾かず、肉がしっとり保たれるように包む。この状態で汁ごと保存容器に入れ、冷蔵庫で2~3日間保存可能。
4
きゅうりは4cm長さに切って、かつらむきにしてから細切りにし、水にさらす。
5
肉はなるべく薄切りにし、水けをきったきゅうりとともに器に盛る。甘酢しょうが、溶きがらし、柚子こしょうを添え、からしじょうゆか柚子こしょうで食べる。
スープ
6
3のゆで汁を取り分け、表面の脂を紙タオルで取り除き、塩・こしょう各少々で味を調える。
7
やっこに切った豆腐、ちぎったレタス、くし形に切ったトマトを器に分け入れ、アツアツ、または冷たくした6の【スープ】を注ぎ、好みでこしょうをひく。
きょうの料理レシピ
2006/07/26
料理今むかし
このレシピをつくった人
城戸崎 愛さん
(1925~2020)神戸市生まれ。長年「きょうの料理」に出演し、洋風料理をはじめとする家庭のおかずをわかりやすく紹介。「ラブおばさん」の愛称で親しまれている。テレビ、ラジオ、雑誌などで幅広く活躍。
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