いり鶏
うまみたっぷりの鶏肉でだしいらず!油で炒めるからコクが出て、ボリューム感のあるおかずになります。
写真: 野口 健志
*1人分
材料
(2人分)
- ・鶏もも肉 1枚(250g)
- ・新ごぼう 1本(150g)
- ・にんじん 1本(150g)
- 【A】
- ・砂糖 大さじ1+1/2
- ・酒 大さじ1+1/2
- ・しょうゆ 大さじ1+1/2
- ・サラダ油 小さじ2
つくり方
ごぼうは表面をこすって洗い、一口大の乱切りにする。水でサッと洗って水けをきる。にんじんはごぼうよりも少し大きめの乱切りにする。
鶏肉は余分な脂肪を除き、筋の多いところに切り目を入れる。縦半分に切り、1切れを4等分のそぎ切りにする。
フライパンにサラダ油を中火で熱し、鶏肉を皮を下にして並べ入れ、焼き色がついたら返す。
肉の色が変わったら、ごぼうを加えてサッと炒める。にんじんを加え、炒め合わせる。
全体に油が回ったら水カップ3/4を注ぎ、煮立ったら落としぶたをし、さらにふたをし、弱めの中火で約3分間煮る。
【A】を順に加え、再び煮立ったら落としぶたとふたをして7~8分間、ごぼうに竹串を刺してスーッと通るまで煮る。
ふたと落としぶたを外し、大きく混ぜて照りを出す。煮汁が多ければ少し煮詰めて火を止め、そのまま粗熱が取れるまでおいて味をなじませる。
◆鶏もも肉は脂肪を除き、筋を切って使う◆
もも肉は脂肪や筋が多いので、余分な脂肪を除き、筋を切ってから調理するのが基本。脂肪は皮の下に多くついているが、皮をめくって取り除く必要はなし。はみ出した皮の部分や、表面に見える脂肪を取り除くだけで、すっきりとした味になる。また、白い筋の多い部分に切り目を入れておくと、加熱したときに肉が縮んだり、反り返ったりするのを防げる。
◇余分な脂肪を除く◇
・皮を下に置き、周囲にはみ出た皮を脂肪ごと切り落とす。
・肉についている白い脂肪は手でつまみ、包丁でそぎ取る。
◇筋を切る◇
・横長に置き、白い筋が集中しているところに切り目を入れて筋を切る。
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このレシピをつくった人
河野 雅子さん
大学で食物学を専攻後、料理研究家になる。4人家族の食事づくりを生かした、家庭的でつくりやすい料理のおいしさに定評がある。
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