きのこと豚肉の当座煮
当座煮とはちょっと濃いめに味つけした煮物のこと。つくだ煮よりうすめの味つけで、ご飯がすすみます。
写真: 野口 健志
*1人分
材料
(つくりやすい分量。)
- ・しめじ (大) 1パック(120g)
- ・まいたけ 1パック(100g)
- ・えのきだけ (大) 1袋(120g)
- ・豚肩ロース肉 (薄切り肉) 100g
- ・しょうが 10g
- ・とうがらし (赤/小) 1本
- 【A】
- ・だし カップ1
- *全体備考参照。
- ・酒 大さじ2
- ・しょうゆ 大さじ2
- ・砂糖 小さじ2
- ・みりん 小さじ2
- ・かたくり粉 適量
つくり方
しめじは手で2~4つに割り、根元の部分を切り落とし、手で小房に分ける。
まいたけは小房に分ける。えのきだけは根元の部分を切り落とし、食べやすくほぐす。
しょうがは薄切りにし、赤とうがらしは種を除いて端から2~3mm幅に切る(小口切り)。
豚肉は長いものは食べやすい長さに切る。バットに茶こしなどでかたくり粉を薄くふって豚肉を並べ、上からかたくり粉をふって薄くまぶす。
フライパンに【A】、3を入れて中火にかけ、煮立ったら4の豚肉を1枚ずつ広げて入れる。
1、2のきのこを加え、時々上下を返しながら弱めの中火で3~4分間煮る。
中火にし、少し煮詰める。煮汁にとろみがついて、フライパンを傾けたら少したまるくらいの量になるまで煮る。
【きのこの下処理】
生しいたけは、軸の根元を触って、堅い部分を切り落とす。しめじとえのきだけは、根元のおがくずなどがついている部分を切って除く。しめじは中央がへこんでいる場合が多いので、2~4つに割ってから斜めに切るとよい。エリンギ、まいたけなど、根元を切り落とした状態のものは、そのまま使う。
【だしのとり方】
(でき上がり/約カップ3)
鍋に水カップ3+1/2、昆布(5cm四方)1枚を入れ、約30分間おく。中火にかけ、煮立つ直前に昆布を取り出す。削り節15gを加え、再び煮立ったら火を止め、万能こし器(または目の細かいざる)でこす。
【保存】
密封容器に移し、冷めたらふたをして冷蔵庫に。2~3日間を目安に食べきる。
このレシピをつくった人
河野 雅子さん
大学で食物学を専攻後、料理研究家になる。4人家族の食事づくりを生かした、家庭的でつくりやすい料理のおいしさに定評がある。
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