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きょうの料理ビギナーズレシピ

里芋とツナのトマト煮

柔らかな里芋に、煮込んだトマトのうまみがよくなじんでおいしいです。里芋を輪切りにして、煮込み時間を短くするのがポイント。

里芋とツナのトマト煮

写真: 野口 健志

材料

(2人分)

・里芋 4~5コ(300g)
・ツナ (缶詰/油漬け/小) 1缶(70g)
・たまねぎ (小) 1/4コ(40g)
【A】
・トマトの水煮 (缶詰/ホールタイプ/小) 1/2缶(120g)
・トマトケチャップ 大さじ2
・白ワイン 大さじ2
・固形スープの素(もと) (洋風) 1/4コ
・ローリエ 1枚
・オリーブ油 小さじ2
・塩
・こしょう 少々

つくり方

下ごしらえをする
1

里芋は上下を少し切り落とし、縦に皮をむき、1.5cm厚さの輪切りにする。塩少々をふってもみ、水で洗う。水から入れて2~3分間ゆで、水で洗う(全体備考参照)。水けをきり、さらに水けを拭く。ツナは缶汁をきり、塊タイプは粗くほぐす。たまねぎはみじん切りにする。

炒める
2

フライパンにオリーブ油を中火で熱し、たまねぎを炒める。透き通ってきたら、里芋を加えてさらに炒める。

! ポイント

里芋にオリーブ油やたまねぎの風味をからめるように炒める。

煮る
3

油が回ったら、水カップ3/4、【A】を加える。煮立ったら弱火にし、ふたをして6~7分間煮る。里芋が柔らかくなったらツナを加え、さらに約2分間煮る。塩・こしょう各少々をふって味を調える。

! ポイント

トマトが柔らかくなってきたら、木べらでつぶしながら煮る。

全体備考

◆里芋のぬめり対策は、塩もみ、下ゆでの2ステップ◆
里芋はぬめりが多いと、味がなじみにくくなる。皮をむいて調理するときは、塩もみをしてぬめりを除くのが基本。煮物にするときは、さらに下ゆでをして、しっかりぬめりを除くと、煮汁がしみ込みやすくなる。
・塩もみ:切った里芋に塩をふり、手でもんでぬめりを出してから、水で洗ってぬめりを除く。
・下ゆで:ぬめりが出てくると、泡立ってくる。ぬめりの出たゆで汁を捨て、水で洗ってから調理する。

きょうの料理ビギナーズレシピ
2016/10/06 とことん味わう!秋の食材

このレシピをつくった人

河野 雅子

河野 雅子さん

大学で食物学を専攻後、料理研究家になる。4人家族の食事づくりを生かした、家庭的でつくりやすい料理のおいしさに定評がある。

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