だし巻き卵

ボウルに卵を割り入れて泡立て器で軽く溶きほぐす。砂糖、うす口しょうゆ、だし、【水溶きかたくり粉】を順に加えながら、白身を切るようにして溶き混ぜる。かたくり粉を加えることで、焼いたときにだしが流れ出るのを防げる。

目の細かいざる（みそこし器など）でこし、むらなく、滑らかにする。

カット綿にサラダ油を十分に含ませ、中火で熱した卵焼き器にごく薄く油をひく。卵焼き器を傾けたときに隅にたまる油は吸い取る。菜箸で卵液少々を落としたとき、ジュッと音がして固まるくらいまで熱したら、卵液の1/3量を入れる。すぐに卵焼き器の先端をやや持ち上げて手前へ流してから、全体に平均に行き渡らせる。

膨らんだ気泡の部分は菜箸でつぶす。卵焼き器を傾け、固まっていない卵液をつぶしたところに流し込む。

卵の表面が完全に固まる前に、卵焼き器を火から外し、菜箸（またはフライ返し）で手前から巻く。

向こう側まで巻き終えたら、卵焼き器のあいたところにカット綿で油をひく。巻いた卵を手前に移し、卵焼き器の向こう側にも油をひく。

あいているところに、残りの卵液の半量を流し入れ、巻いた卵の下、両端にも流し込む。4～6と同様にして焼きながら巻く。これをもう1回繰り返して焼き上げる。3回目は火をやや弱めると、焼き色が強くつかずに色よく仕上がる。

巻きすに移し、グルリと巻いて輪ゴムでとめ、粗熱が取れるまでおいて形を整える。食べやすい大きさに切って器に盛り、大根おろしを添え、その上にしょうゆをかける。