ピリ辛春雨炒め風
材料を順番どおりに耐熱皿に入れて電子レンジでチンするだけ。フライパンも中華鍋も使わずに本格チャイニーズ!香味野菜の風味が効いて感激の味に。
写真: 岡本 真直
*1人分
材料
(2人分)
- ・緑豆春雨 (乾) 70g
- *緑豆からつくられたもの
- ・豚ひき肉 150g
- ・ねぎ 1/2本(20g)
- ・しょうが 1/2かけ
- ・にんにく 1/2かけ
- ・赤とうがらし 1本
- 【A】
- ・しょうゆ 大さじ2
- ・ごま油 小さじ2
- ・砂糖 小さじ1
- ・水 カップ1
- ・細ねぎ 少々
つくり方
ねぎは斜めに細かい切り目を半分の深さまで入れ、反対側からも同様に入れる。端から2~3mm幅に切り、さらに包丁で細かく刻んでみじん切りにする。しょうがは薄く皮をむいてみじん切りにし、にんにくもみじん切りにする。
耐熱皿にひき肉を入れ、スプーンの背で薄く全体に広げる。
電子レンジは上のほうが温まりやすいので、肉は上にのせることが多い。ただし、ひき肉の場合は、下にこぼれたり、かたまりになったりすると温まり方にむらが出る。底に広げて厚みを均等にするとむらなく温まる。
春雨はキッチンばさみで耐熱皿に入る長さに切り、ひき肉の上に広げてのせる。ねぎ、しょうが、にんにくを広げてのせる。
赤とうがらしは種を除き、端からキッチンばさみで細く切ってボウルに入れる。【A】を加えてよく混ぜ、3にかける。
調味料をかけたあとで全体を混ぜると、温まり方にむらが出てしまう。ここではかけるだけ。混ぜるのは電子レンジから出したあとでよい。
ラップをふんわりとかけ、電子レンジ(600W)に約7分間かける。
ラップを外し、スプーンで下のひき肉をほぐす。さらに下にたまっている調味料をからめるように全体に混ぜ合わせる。器に盛り、細ねぎを端から細切りにして散らす。
●電子レンジの春雨レシピ 成功のポイント
1.熱に強い「緑豆春雨」がおすすめ
春雨はでんぷんを練ってめん状にしたもので、緑豆のでんぷんを原料にしたものは「緑豆春雨」、じゃがいもやさつまいものでんぷんを原料にしたものは「でんぷん春雨」と呼ばれています。「緑豆春雨」は、コシが強く、熱してものびにくいので電子レンジ料理におすすめです。
2.春雨は戻さずに使う
電子レンジで温めるときに出る水蒸気や、調味料などの水分を春雨に吸わせて自然に戻すのが春雨クッキングのポイントです。あらかじめ水に浸す必要がなく、乾いたまま耐熱皿に入れるだけなので簡単です。
3.耐熱皿+ふんわりラップで
平らで底が広い耐熱皿には、ちょうど食べやすい長さの春雨が入ります。また、耐熱皿は具だくさんでも均等に温まりやすく、調味料も行き渡りやすいので、春雨クッキングには最適。ラップをふんわりとかけて水蒸気の蒸発を防ぎましょう。
このレシピをつくった人
小田 真規子さん
健康に配慮した、つくりやすく、おいしい料理に定評がある。料理の基本、つくりおき、一人鍋、おつまみ、冷凍の活用、つくりやすい減塩メニューなど、初心者からシニア向けまで幅広く多種多様に料理を提案。身近な材料を活かした手軽なレシピが人気を集めている。
つくったコメント