切り干し大根の戻し方
おふくろの味の定番、切り干し大根は、中国風にも洋風にもなる万能食材。おいしさの決め手は、歯ごたえを残して戻すこと。炒め物や煮物で、大根の食感と甘みを味わいましょう。
写真: 野口 健志
材料
- ・切り干し大根 適量
つくり方
たっぷりの水に切り干し大根を入れ、サッと洗ってごみなどを落とす。手で少しずつすくってざるに上げて、下に沈んだごみを除く。ボウルにたっぷりの水を入れ、切り干し大根を入れる。そのまま約20分間(袋の表示時間を確認)つける。切り干し大根が柔らかくなって広がってきたら、ざるに上げる。しっとりとしてしわが伸び、やや白さが増す。重さは約4倍になる。
両手でギュッと握って水けを絞る。3~4回に分けて絞るとよい。しっかり水けを絞ると、水っぽくならず、調味料などもよくしみ込む。
水けを絞った切り干し大根を横長に置き、食べやすい長さに切る。
水けをしっかり絞った切り干し大根を、さらに炒めて水けをとばすと、調味料や煮汁がしみ込みやすくなって味がよくなじむ。レモン汁や酢を加えると、切り干し大根独特のくせが抑えられ、すっきりとした味わいになる。
【特徴】
◆細いひも状がポピュラー◆
その名のとおり、大根を切って干したもの。大根の切り方や加工法によって、いろいろなタイプがあります。細く切り、生のまま干したひも状のものがポピュラー。戻しやすく、ビギナーにもおすすめです。切り干し大根には、生の大根とは違った風味と甘みがあります。
【選び方】
◆変色していないものを◆
切り干し大根は、時間がたつと茶色っぽく変色します。買うときは、白色から薄いクリーム色で、よく乾燥したものを選びましょう。
【保存法】
◆買ってきたら、冷蔵庫へ◆
常温でも保存できますが、冷蔵庫で保存すると鮮度が保て、変色を防ぐことができます。開封前はそのまま、開封後は、袋ごとジッパー付きの保存袋に入れて冷蔵庫に。保存期間は表示を目安にします。
切り干し大根は、干すときにごみがつく場合があるので、サッと洗ってから使います。また、太さなどによって、水につける時間が変わってくるので、袋の表示で確認を。戻しすぎると、食感が悪くなるので、気をつけて。
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