きょうの料理レシピ
なすとじゃこの田舎煮
なすを下ゆでしてから煮ると柔らかく、煮汁をじんわり含みます。麦飯と食べるとしみじみおいしい、日本の味。
写真: 鈴木 雅也
エネルギー
/100 kcal
*1人分
調理時間
/30分
材料
(4人分)
- ・なす 700g
- *一般的な中長なすで、8~10コ。
- ・かえりちりめん 20g
- *大きめのちりめんじゃこ。煮干しを3つから4つに裂いて使ってもよい。
- ・赤とうがらし 2/3本
- ・枝豆 (ゆでてさやから出す) 適量
- *あれば
- ・塩
- ・砂糖 小さじ3
- ・しょうゆ 大さじ4
- ・ごま油 少々
つくり方
1
なすはヘタのピラピラした部分(ガク)を取り、縦半分に切る。皮側に斜めの浅い切り目を細かく入れ、斜め半分に切る。1%の塩水に5分間つけてアクをぬく。
2
沸騰した湯になすを入れ、落としぶたをする。再び沸いてから3分間強火でゆで、ざるに上げる。
! ポイント
ゆでると湯が鮮やかな青紫になり、なすは色があせるが味を含みやすくなる。
3
鍋になすを入れ、水カップ1、かえりちりめん、2~3等分した赤とうがらし、砂糖大さじ3を加えて落としぶたをし、強火にかける。煮立ったらしょうゆ大さじ4を加え、煮汁がほぼなくなるまで強めの中火で煮る。
4
仕上げにごま油少々をたらし、煮汁をすくってなすに回しかける。ボウルに移し、自然に冷ます。
5
器に盛り、煮汁をかけ、枝豆を散らす。
きょうの料理レシピ
2005/06/13
奥村彪生の“旬の味”
このレシピをつくった人
奥村 彪生さん
(1937~2023)全国の郷土料理から世界各地に伝わる伝統料理まで、幅広く復元・研究した。洒脱な話術で、関西を中心にメディアで活躍し、多くのファンをもつ。日本と中国のめん、ならびに日本食文化史の研究家。
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