雑穀のライスプディング
弾力のある口当たりがとても新鮮な、雑穀でつくるライスプディング。ミルクのコク、オレンジの甘酸っぱさも楽しめる、ぜいたくなデザートです。
写真: 木村 拓(東京料理写真)
*1人分
*雑穀を水につける時間、プディングを冷蔵庫で冷やし固める時間は除く。
材料
(4人分)
(100ml容量のプリン型4コ分)
- ・雑穀 (ミックスタイプ) 50g
- ・牛乳 150ml
- ・卵黄 2コ分
- ・グラニュー糖 40g
- ・バター (食塩不使用) 大さじ1弱(10g)
- ・オレンジの皮 (すりおろす) 1コ分
- ・オレンジピール 30g
- ・板ゼラチン 2枚(約4g)
- ・生クリーム 100ml
- *好みで。
- ・いちご 2コ
- *好みで。
- ・ミント (生) 4枝
- *好みで。
- 【オレンジソース】*適宜/好みで
- ・オレンジの絞り汁 150ml
- *または市販のオレンジジュース(果汁100%)。
- ・水溶きかたくり粉 大さじ1
- *かたくり粉を同量の水で溶く。
下ごしらえ・準備
【オレンジソース】
1 オレンジの絞り汁を鍋に入れて煮立たせ、水溶きかたくり粉を加えて混ぜ、火から下ろし、氷水に底をあてて冷やす。
つくり方
雑穀と水カップ3/4をボウルに入れ、1時間くらいおく。板ゼラチンは水につけてふやかす。オレンジピールは細かく刻む(または市販のカットタイプを使ってもよい)。
雑穀が十分にふやけたら水ごと鍋に入れ、牛乳を加えて強火にかける。煮立ってきたら弱火にし、混ぜながら10~15分間、汁けがヒタヒタくらいになるまで煮、火から下ろす。
汁けがまったくなくなると、仕上がりが堅くなりすぎる。
卵黄とグラニュー糖をすり混ぜてから2に加え、弱火にかける。かき混ぜながら軽く火を通し、湯気が立ちはじめたら火を止める。
火が強すぎると卵が煮えすぎて固まり、分離してしまうので注意。
3にバター、オレンジの皮、1のオレンジピールを加えて混ぜる。
ゼラチンの水けをきって4に加えて混ぜ、プリン型に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
5が固まったら、型を湯につけ、縁に空気を入れるようにして取り出しやすくし、皿に盛る。生クリームに砂糖5gを加えて九分(ぶ)立てにし、絞り出し袋に入れて絞り出す。半分に切ったいちごとミントを添え、【オレンジソース】をかける。残りも同様につくる。
【クッキングメモ】
雑穀を牛乳で煮るときは、鍋の底が焦げやすいので、必ず弱火でかき混ぜながらゆっくり煮ること。
このレシピをつくった人
田中 健一郎さん
東京・都内にあるホテルの総料理長を務める。家庭でもプロの味を楽しめるよう、わかりやすい指導を心がけている。身近な材料でできる、本格的な味を紹介している。
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