鶏肉のパリパリソテー
鶏肉は、皮のほうから火を通すことで、パリッとした皮と、うまみのある肉を楽しめます。
写真: 原 俊彦
*1人分
材料
(4人分)
- ・鶏もも肉 (骨なし) 2枚(600g)
- ・白ワイン カップ1/4
- ・スープ カップ1/4
- *スープの素(洋風)を、表示の倍量の水で薄めたもの
- ・レモン汁 大さじ1
- ・生ハム (薄切り) 適宜
- *あれば
- ・グリーンアスパラガス 100g
- ・さやいんげん 60g
- ・絹さや 40g
- ・塩
- ・こしょう
- ・エクストラバージンオリーブ油
つくり方
鶏肉は一口大に切り、塩・こしょう各適宜をふる。
オリーブ油大さじ2をひいたフライパンに1の皮めを下にして並べ、一回り小さい耐熱皿か、鍋ぶたを肉にのせ、さらに小鍋などでおもしをかける。強火にかけ、音がしてきたらすぐ弱火にしてじっくりと焼く。
おもしをかけながら焼くことで、皮がしっかりとよい色に焼きあがる。鉄のフライパンなら、熱してサラダ油少々をひいて油ならしをし、いったん火からはずして肉を並べる。フッ素樹脂加工なら冷たいうちに入れる。
ふたを取ってみて、皮めがきつね色になり、肉のほうまで色が変わっていたら、ふたとおもしを取り、フライパンのふたをして約2分間焼き、火を通す。肉を取り出す。
皮めが香ばしく焼けたら、おもしをはずす。
最後はふたをして蒸し焼きのようにし、肉のほうにも火を通す。
グリーンアスパラガスは長さ5cmの斜め切りにし、さやいんげん、絹さやは筋を取る。別のフライパンにさやいんげん、塩少々、オリーブ油大さじ2、水カップ1/4を加えて火にかける。煮立ったらふたをし、2~3分間したらアスパラガス、絹さやを加えてもう3~4分間火を通す。塩・こしょうで味を調える。
3のフライパンの余分な脂を捨て、白ワインを加えて中火にかけ、鍋肌のうまみをこそげる。煮詰まってきたらスープ、レモン汁を加え、最初の2/3量になるまで煮詰める。オリーブ油大さじ1を加え、火を止める。
レモン汁はさわやかな酸味と香りで、肉のうまみを引き立てる。
皿に4の野菜を敷き、鶏肉を盛り、5をかける。細切りにした生ハムを飾る。
◆献立のヒント◆
トマトソースのニョッキ
このレシピをつくった人
山根 大助さん
大阪のイタリアンレストラン「ポンテベッキオ」オーナーシェフ。イタリア各地で修業。豊かな知識と、旺盛な好奇心で、驚きにあふれる料理を生み出す。イタリア政府よりカヴァリエレ勲章を受勲。
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