きょうの料理レシピ
栗きんとん
分量を守ってつくれば、なめらかでおいしいきんとんが簡単にできます。ぼそぼそと芋っぽさが残るのは砂糖やみりんの控えすぎが原因ですよ。
写真: 佐伯 義勝
エネルギー
/2020 kcal
*全量
調理時間
/40分
材料
- ・くりの甘露煮 (市販) 12コ
- ・さつまいも 2本(500g)
- *正味350g。
- ・くりの甘露煮のシロップ カップ1/3
- ・くちなしの実 2コ
- ・砂糖
- ・みりん
- ・塩
つくり方
1
さつまいもは2cm厚さに切り、皮を厚めにむいて水に放す。サッと洗ってなべに入れ、一度ゆでこぼす。
! ポイント
さつまいもは黒い筋のところを残さないように、厚めに皮をむく。
2
1のなべにかぶるぐらいの水を入れ、くちなしの実を二つに切ってガーゼに包んだものを加える。中火で煮始め、くちなしの色がほんのりと出たらガーゼを取り出す。
3
さつまいもが完全に柔らかくなったら砂糖カップ1を加え、4~5分間煮て木べらで軽くつぶす。熱いうちに煮汁ごと裏ごしして、なべに戻す。
! ポイント
裏ごしは網目に斜めになるように木べらを当て、極力ねかせて引くようにする。また、こし器は30分間以上水につけてから使う。
4
みりんカップ1、くりの甘露煮のシロップを加えて弱めの中火でゆっくりと練る。10分間ほどしてつやよくぽってりとしたら塩少々、くりの甘露煮を加えて1~2分間練ってバットにあける。
! ポイント
木べらを引くとなべ底が見えるくらいの濃度になったら練り上がり。くりを加えたら火を通しすぎないこと。
きょうの料理レシピ
2001/12/26
このレシピをつくった人
鈴木 登紀子さん
(1924~2020)青森県生まれ。都内で料理教室を主宰。本格懐石から毎日の惣菜まで、味わい深く凛とした盛りつけの和食を伝える第一人者。テレビのバラエティー番組でも活躍。
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