きょうの料理レシピ
ねっとり里芋のそぼろあん
しっかり味を含ませた里芋にトロッとからまるあんが絶妙です。コクのある味わいは、晩ごはんの主役になる満足感。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/230 kcal
*1人分
塩分/1.8 g
*1人分
調理時間
/25分
材料
(2人分)
- ・里芋 2コ(80g)
- ・甘長とうがらし 2本(20g)
- *伏見とうがらしなど、 辛みの少ないもの。
- ・みょうが 2コ
- ・木綿豆腐 (小) 1/4丁(50g)
- ・豚ひき肉 60g
- 【A】
- ・だし カップ1/3
- ・みりん 小さじ2/3
- ・塩 1つまみ
- ・うす口しょうゆ 小さじ1/4
- 【B】
- ・だし 80ml
- ・みりん 小さじ1強
- ・うす口しょうゆ 小さじ2/3
- ・塩 小さじ1/3
- 【水溶きかたくり粉】
- ・かたくり粉 小さじ2弱
- ・水 小さじ1
- ・しょうが (すりおろす) 小さじ1~1+1/2
- ・塩 少々
- ・サラダ油 小さじ1
- ・酒 大さじ1
- ・小麦粉 大さじ1+2/3
- ・揚げ油 適量
つくり方
1
里芋は皮を包丁でこそげながらむき、四つ割りにする。甘長とうがらしは長さを4等分に切る。みょうがは2~3mm幅の小口切りにする。豆腐は水けを軽くきり、塩少々をふって食べやすく切る。
! ポイント
里芋は下ゆでせず、粘りやうまみを生かす。
2
1の里芋と【A】を鍋に入れ、煮立ったら弱火にして落としぶたをし、約10~15分間コトコトと煮る。汁けがほとんどなくなったら火を止め、粗熱を取る。
! ポイント
揚げる前に調味料で煮ることで、味がしっかり里芋に入る。
3
別の鍋にサラダ油とひき肉を入れ、油をからませてから弱火で炒める。火が通ったら酒を加える。汁けがなくなったら、【B】を加え、ひと煮立ちさせる。【水溶きかたくり粉】を少しずつ加え、とろみをつける。
4
ボウルに1の豆腐と甘長とうがらし、2の里芋を入れ、小麦粉まぶす。
5
揚げ油を170℃に熱し、4の里芋と豆腐を2~3分間揚げる。最後に甘長とうがらしを加えて30秒間ほど揚げる。器に盛り、3のそぼろあんをかけてしょうがを添える。みょうがを天盛りにする。
! ポイント
油で揚げることで、淡泊な具材にコクをプラスする。
全体備考
【ココが肝心!】
里芋は汁けがなくなるまで煮て、おいしい味をしっかり入れて。あんは少し堅めにすると、里芋にからみやすい。
きょうの料理レシピ
2016/09/20
京料理人のかんたん!和食塾
このレシピをつくった人
中東 久人さん
京都・花脊(はなせ)にある料理旅館4代目主人。山菜など自然の食材の持ち味を生かした料理が評判で、多くのファンをもつ。毎朝野山に出て、きのこや山菜を探すのが日課。
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