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きょうの料理レシピ

あじずし

酢じめにしたあじをのせたごちそうずしは、さっぱりとした味わい。みょうがやしょうが、青じそなどの薬味をたっぷり使い、香りよく仕上げます。

あじずし

写真: 鍋島 徳恭

エネルギー /2340 kcal

*全量

塩分 /28.80 g

*全量

調理時間 /30分

*あじに粗塩をふっておく時間、酢でしめる時間、米を浸水させ、ざるに上げておく時間、炊く時間、蒸らす時間、合わせ酢に薬味をつけておく時間は除く。

材料

(つくりやすい分量)

・あじ (刺身用) 2匹
*25cmくらいのもの。
・粗塩 大さじ4
【A】
・好みのかんきつ (薄切り) 3~4枚
*すだちやかぼすなど。
・昆布 (5cm四方) 2枚
・米酢 カップ1/4
・米 600ml(カップ3)
【B】
・水 550ml
・酒 大さじ3
・昆布 (5cm四方) 1枚
【C】
・米酢 カップ3/4
・三温糖 大さじ3~4
・塩 大さじ1+1/2
・みょうが (薄い半月形に切る) 2コ分
・しょうが (みじん切り) 大さじ1~2
・白ごま 大さじ2
・青じそ (せん切り) 1ワ分
・酢

下ごしらえ・準備

あじをおろす

1 ウロコをこそげてゼイゴを取り、頭と内臓を除いたら、身と中骨の間に包丁を入れて頭側から尾側に向かっておろす。反対側も同様にして三枚におろし、腹骨をすき取る。

つくり方

1

三枚におろしたあじは、紙タオルを敷いたバットに皮を下にして並べる。全体が隠れるように粗塩をふり、ラップをして冷蔵庫に40分間おく。

2

1を約10%の酢水(水カップ5に対して酢カップ1/2)で洗って塩を落とし、水けをきってバットに並べる。

3

【A】をのせて厚手の紙タオル(不織布タイプ)をかぶせ、米酢を回しかける。ラップをして冷蔵庫に30分間おき、酢でしめる(途中で上下を返す)。

4

米はといで10分間ほど浸水させ、ざるに上げて15分間おく。米と【B】を鍋に入れ、ふたをして強火にかける。蒸気が上がってきたら、しゃもじで鍋の中を上下を返すように混ぜ、弱火で8~10分間炊き、火を止めて10分間蒸らす。

5

ボウルに【C】を混ぜ合わせ、みょうがとしょうがを加えて15分間おき、こす(みょうがとしょうがはとっておく)。

6

アツアツのご飯を盤台に小さな山になるようにこんもりとのせ、5の合わせ酢を回しかける。しゃもじで切るように混ぜてなじませ、うちわであおいで急速に冷ます。5のみょうがとしょうがを混ぜ、粗熱が取れるまでふたをしておく(またはぬらして固く絞った布巾をかぶせる)。

7

3のあじの汁けを拭き、頭のほうから皮をむく。小骨を取り除き、一口大のそぎ切りにする。

8

6のすし飯の表面をしゃもじで整え、7のあじを盛り付ける。白ごまと少量ずつの塊にした青じそを見栄えよく散らす。

全体備考

余り物じょうゆを添えておもてなしにも。

【盤台】
ちらしずしや混ぜずしをつくるときには、盤台が欠かせません。ステンレス製のボウルなどと違い、木肌がご飯の余分な水分を吸ってくれるので、すし飯がベタつかず、ツヤツヤに仕上がります。また、味がなじむまで時間をおいても、木肌が盤台内の湿気を適度に保ち、ふっくらとしたおいしさをキープできます。

きょうの料理レシピ
2016/09/13 松田美智子の和食スタイル

このレシピをつくった人

松田 美智子

松田 美智子さん

都内で料理教室を主宰。惣菜からもてなし料理、保存食まで、和洋中のジャンルを超えて幅広く指導。鍋料理の本も執筆。テーブルウェアの開発などにも携わる。

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