きょうの料理レシピ
ひんやりなすの揚げびたし
味がしっかりしみてコクもあるのに、油っぽさを感じない揚げびたしです。夏の定番おかずに。
写真: 久間 昌史
エネルギー
/130 kcal
*1コ分
塩分/1.4 g
*1コ分
調理時間
/20分
*合わせ地を冷やす時間、なすをつけておく時間は除く。
材料
(6コ分)
- ・なす 6コ
- 【合わせ地】
- ・だし カップ2
- ・しょうゆ カップ1/2
- ・みりん カップ1/2
- ・大根おろし (ざるで軽く水けをきる) 400g
- ・しょうが汁 大さじ3
- ・細ねぎ (小口切り) 適量
- ・揚げ油 適量
つくり方
1
鍋に【合わせ地】の材料を入れて強火にかけ、ひと煮立ちさせる。火を止めて耐熱ボウルに入れ、粗熱を取ったら氷水で冷やす。
2
なすはガクにぐるりと切り目を入れて取り除く。縦に8mm幅で深めの切り込みを入れる。
! ポイント
茶せん状に切り目を入れることで、味が中までしみる。そのため、【合わせ地】の味はあっさりでも、おいしく食べられる。
3
フライパンに揚げ油を2cmほど入れて180℃に熱し、なすを3コ入れて揚げ焼きにする。なすは箸でクルクル回しながら、まんべんなく火が通るようにする。
! ポイント
少ない油で揚げ焼きにするため、なすを回しながら効率よく。半量ずつ、短時間で揚げることで、なすが油を吸いすぎない。
4
油の中で、なすを箸でギュッとつかむと、バチバチと水分が出るような感覚があれば、揚げ上がり。紙タオルの上に取り出して油をよくきる。残りの3コも同様に揚げる。
5
なすが熱いうちに1の【合わせ地】に浸し、大根おろしとしょうが汁を加える。粗熱を取ったら冷蔵庫で2~3時間以上おいて味をなじませ、大根おろしと一緒に器に盛る。細ねぎを散らす。
! ポイント
熱いなすを冷たい【合わせ地】に浸すと味がよくなじみ、色どめにもなる。大根おろしを加えると、よりさっぱり食べられる。
全体備考
【ココが肝心!】
味が濃すぎたり、油っぽくなるのはダメ。夏の暑い日にキーンと冷やして、ツルッとたべられる味を目指したい。
きょうの料理レシピ
2016/07/19
京料理人のかんたん!和食塾
このレシピをつくった人
村田 吉弘さん
京都の日本料理店3代目主人。和食がより簡単に、楽しくなるアイデアレシピを数多く提案し、家庭料理のつくり手を応援している。
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