鶏から揚げの香味とろろだれ
人気のから揚げも、青じそ、みょうがの清涼感あふれる香りと酸味をきかせたとろろだれをたっぷりかければ、さっぱりとした夏向きのメニューになります。
写真: 今清水 隆宏
*1人分
*1人分
材料
(2人分)
- ・青じそ 1ワ(約10枚)
- ・みょうが 3コ
- ・鶏もも肉 1枚(280g)
- 【A】
- ・酒 大さじ1
- ・みりん 大さじ1
- ・しょうゆ 大さじ1
- ・長芋 (すりおろす) 80g
- ・レモン汁 大さじ2
- ・かたくり粉
- ・塩 少々
- ・揚げ油
つくり方
鶏肉は一口大に切ってポリ袋に入れ、【A】を加えて少しもみ込み、10分間ほどおく。汁けを軽くきり、かたくり粉をたっぷりとまぶす。
衣がしっかりついていたほうが、あとでたれがからみやすい。
青じそは食べやすくちぎる。
手でちぎったほうが香りがたちやすい。
みょうがは粗みじん切りにする。
根元を切り離さずに縦四つ割りにし、端から切ると簡単。
ボウルに長芋、レモン汁、2、3、塩少々を入れて混ぜ、香味とろろだれをつくる。
レモン汁を入れることで、みょうがの色が鮮やかになる。
フライパンに揚げ油を1cmほど入れて170℃に熱し、1を入れて3〜4分間ほど色づくまで揚げ焼きにする。器に盛り、4のたれをかける。
最初はいじらず、表面がある程度固まってきたら、時々返しながら中まで火を通す。
このレシピをつくった人
斉藤 辰夫さん
大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、同校で教職員として日本料理の教授となる。パリ、スイス、ワシントンでも料理に携わる仕事をした国際派の料理家。
その後、エコール辻東京で専任教授を務める。
枠にはまらないユニークで新鮮な発想とわかりやすい指導に、幅広い層のファンがたくさん。現在は東京・国立で料理教室『斉藤辰夫料理スタジオ』を開いているほか、テレビや雑誌、講演などで忙しい毎日を送っている。著書に『煮もの』・『焼きもの』『全プロセスつき!基本の和食!』(ともに主婦と生活社)、『おいしい和食の大事典200』『和英つき 和食の辞典』(ともに成美堂出版)、『斉藤辰夫のいちばんかんたんな和食』(NHK出版)など多数。
現在、『NHK WORLD 』 “DINING WITH THE CHEF“に出演中。
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