海の幸のピリ辛ごまサラダ
ごまの抗酸化作用は、魚介類に含まれる不飽和脂肪酸の酸化を防ぎます。たっぷりのごまもしつこく感じません。
写真: 原 俊彦
材料
(4人分)
- ・えび (ブラックタイガー) 4匹
- ・ゆでだこの足 (小) 1本
- ・いか (刺身用/細切り) 50g
- ・たまねぎ 1/4コ
- ・アボカド 1/2コ
- 【ごまソース】
- ・練りごま (白) 50g
- ・砂糖 大さじ3弱(25g)
- ・うす口しょうゆ 大さじ2強
- ・酢 小さじ2
- ・粉ざんしょう 大さじ1/2
- ・ラーユ 適宜
- ・ごま油 適宜
- ・トーバンジャン 適宜
- ・トマト (大) 1コ
- ・きゅうり 1/2本
- ・あさつき (小口切り) 8本
- ・イタリアンパセリ 適宜
つくり方
えびは殻と背ワタを取り、沸騰した湯で30秒間ゆで、ざるにとって冷ます。えび、たこは5mm厚さの輪切りにし、いかは長さを半分に切る。たまねぎはみじん切りにして2分間水にさらし、水けをよくきる。アボカドは皮をむいて種を取り、約8mm角のサイコロ状に切る。
【ごまソース】をつくる。ボウルに砂糖、うす口しょうゆを入れ、溶けるまでよく混ぜる。さらに酢を入れて混ぜる。
別のボウルに練りごまを入れ、2を少量ずつ加えてよく混ぜる。粉ざんしょう、ラーユ、ごま油、トーバンジャンを加え、さらによく混ぜる。
1をボウルに入れ、3の【ごまソース】大さじ2を加えよく混ぜる。
トマトを薄いくし形に切り、器の中央に円形に盛る。きゅうりは縦半分に切り、2mm厚さの薄切りにし、トマトの外側に並べて盛る。
5の中央に4を盛り、【ごまソース】をかけ、あさつきとちぎったイタリアンパセリをのせる。
★ごまのパワーを高める調理術★
●フライパンでいる。すり鉢でする
加熱するとゴマリグナンのパワーがアップ。すり鉢ですれば消化吸収効率も高まります。
●イソフラボンを含む食材と組み合わせる
抗酸化物質で働きが強められるイソフラボンを含む食材(豆乳、豆腐、納豆など)と組み合わせると効果アップ。
今回の料理→「豆腐のごま風味グラタン」
●酸化しやすい食材と組み合わせる
酸化しやすい食材(魚類、植物油など)と組み合わせて調理すると、悪影響を打ち消してくれます。
今回の料理→「あじのごま焼き」
●ビタミンEを含む食材と組み合わせる
抗酸化作用のあるビタミンEを含む食材(ほうれんそう、ナッツ類、アボカドなど)と組み合わせるとヘルシーに。
今回の料理→「海の幸のピリ辛ごまサラダ」
このレシピをつくった人
西村 眸さん
京都を代表するホテルの総料理長。滋賀県出身。1964年より西洋料理の修業を始める。西洋料理で「現代の名工」賞受賞。こども料理教室も開催。平成17年、厚生労働大臣賞受賞。
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