きょうの料理レシピ
ぬか漬けの手綱ずし
【ぬか漬けを使って】色とりどりのぬか漬けを美しく巻き、上品なごちそうずしに仕立てます。さっぱりとした味わいで、夏のおもてなしにぴったりです。
写真: 久間 昌史
エネルギー
/1070 kcal
*全量
塩分/7.3 g
*全量
調理時間
/25分
*すし飯を炊く時間、冷ます時間、巻いてからなじませる時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- 【野菜のぬか漬け】
- ・なす 1コ
- ・きゅうり 1本
- ・にんじん 9cm
- ・しょうが 15g
- 【すし飯】
- ・米 300ml
- ・水 345ml
- 【すし酢】
- ・酢 大さじ2
- ・砂糖 大さじ2
- ・塩 小さじ1/2
- ・しょうがの甘酢漬け (市販) 適量
- ・焼きのり 適宜
つくり方
1
米は洗って鍋(または炊飯器)に入れ、分量の水を注ぎ、普通に炊く。すし酢の材料を合わせ、溶けにくいので調味料を十分に溶かす。
2
1のご飯が炊けたら、盤台に広げ、1のすし酢をふり入れる。しゃもじで切るように手早く混ぜ、酢が全体に回ったら、うちわであおいで冷ます。
3
ぬか漬けのなす、きゅうり、にんじんは、それぞれ9cm長さ、1cm幅の薄い短冊状に切る。しょうがはごく細いせん切りにして水につけ、アクを取る。
4
ぬらして固く絞ったさらしを巻きすの上に広げ、3のぬか漬けを彩りよく、少しずつ重なるように斜めに並べる。上に水けをきった3のしょうがをのせる。
5
2のすし飯を100g ずつ5等分し、それぞれ俵形にきつくにぎる。棒状にして4の上にのせる。
6
さらしごとひと巻きし、漬物が上にくるようにする。さらしの上から巻きすで巻いて形を整える(そのまましばらくおいてなじませたほうが切りやすい)。
7
食べやすい大きさに切り分けて器に盛り、しょうがの甘酢漬けを添える。好みで焼きのりを巻く。
◆「ぬか漬け」のつくり方はこちら◆
ぬか漬け
きょうの料理レシピ
2015/06/10
家族で楽しむ 初夏の手仕事
このレシピをつくった人
柳原 尚之さん
江戸懐石近茶流嗣家(しか)。祖父・敏雄、父・一成より和の基本を伝授される。現在、英語で和食を教えるなど、日本料理をグローバルに広げる活動も積極的に行う。1979年生まれ。趣味は茶道とクレー射撃。NHKの時代ドラマ「みをつくし料理帖」の料理監修や大河ドラマ「龍馬伝」の料理所作指導、料理考証も担当。
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