きょうの料理レシピ 2015/02/05(木)

【土井善晴のホッとする四季ごはん】おいなりさん油揚げの炊いたん

フワフワのお座布団のように柔らかく煮た油揚げは、そのままご飯のおかずに変身します。おいしくつくるコツは、油抜きをすることと慌てないでゆっくりと炊くことです。

油揚げの炊いたん

撮影: 澤井 秀夫

エネルギー /70 kcal

*1枚分

調理時間 /60分* ( 5工程 )

*冷ます時間は除く。

材料

(12枚分)

・油揚げ (「すし揚げ」と呼ばれる 正方形のもの。) 12枚
・だし カップ2
・砂糖 大さじ6
・しょうゆ 大さじ3

下ごしらえ・準備

なし

つくり方

1

鍋に湯を沸かして油揚げを入れ、落としぶたをして強火で10~12分間煮立て、油抜きをする。あとで調味料がよくしみ込むように、強めの火加減で、余分な油をしっかりと抜きます。

2

落としぶたで中身を押さえ、湯をきる。ゆで汁は少し残っても大丈夫。油揚げが柔らかくなっているので、破らないように注意します。

3

おいなりさんに使うとき、すし飯が詰めやすいように、落としぶたの上に取り出して軽く形を整え、鍋に並べ入れる。

4

だしと砂糖を加え、再び落としぶたをして中火で7~8分間煮る。

5

しょうゆを加え、落としぶたをして弱火でゆっくりと約30分間、煮汁が大体なくなるまで煮る。火を止めて、落としぶたをしたまま冷ます。火を止めるタイミングで味の濃さが決まります。

全体備考

「油揚げの炊いたん」にすし飯を詰めれば「おいなりさん」。うどんにのせたのが大阪の「きつねうどん」です。油揚げはいろいろに「化ける」のです。


《関西風の油揚げ》
油揚げは地域によって一般的に出回る形や大きさ、厚みが違いますが、ここで使うのは、関西で「すし揚げ」と呼ばれる7~8cm四方の薄い油揚げ。これを対角線で半分に切ってすし飯を詰めると、関西風の三角形のおいなりさんができます。長方形の油揚げを半分に切り、俵形のおいなりさんにしても。

このレシピをつくった人

土井 善晴さん

大学卒業後フランスでフランス料理店、大阪で日本料理店にて修行。料理学校講師を経て独立。自身の料理番組を30年継続中。料理雑誌連載多数。自身で執筆する著書本多数。各大学にて講師。全国にて講演会活動。日本の家庭料理教育に専念。特技はマラソン。フランス語。

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