きょうの料理レシピ
しょうゆ味のフライドチキン
「家でもこんなにおいしくできるんだ!」とびっくりしてください。周りはサクサク、中はジューシーでふっくら。鶏肉自体のおいしさに驚くフライドチキンです。
写真: 澤井 秀夫
エネルギー
/390 kcal
*1本分
調理時間
/30分
*肉をつけ汁につける時間は除く。
材料
(4人分)
- ・鶏もも骨付き肉 4本
- *1本180gほどの小さめのもの。250~350gの大きいものなら、このつけ汁の分量に対して3本が適量。
- 【つけ汁】
- ・にんにく 1かけ
- ・しょうゆ カップ1/4
- ・酒 カップ1/4
- ・パセリ 適宜
- ・かたくり粉
- ・揚げ油
つくり方
下ごしらえをする
1
にんにくは皮付きのまま、たたいてつぶす。
2
鶏肉は水けを拭いてジッパー付きの保存袋に入れ、【つけ汁】の材料を加える。空気を抜いて口を閉じ、冷蔵庫に一昼夜おく。【つけ汁】は、しょうゆと酒が1:1。にんにくは、小さめの鶏もも肉4本に対して1かけです。ポリ袋を使えば、少ない量でもまんべんなく行き渡ります。
粉をつけて揚げる
3
2の鶏肉の汁けを拭き、骨に沿って両側に切り目を入れる。ここに切り目を入れると火が通りやすく、身離れもよくなって食べやすくなります。
4
全体にかたくり粉を薄くまぶす。切り目や隙間にもきっちりとまぶす。汁けを拭いてから粉をまぶすことで衣が薄づきになり、油の吸収が抑えられます。
5
直径26cmほどのフライパンに揚げ油カップ2を入れ、火にかける前に4の皮を下にして入れる。
6
最初は強火にかけ、油が沸いてきたら中火にし、肉に油をかけながら揚げる。このように少量の油で揚げるときは、温度が上がりすぎないように様子を見て火加減を調節します。
7
途中、2~3度上下を返しながら合計で12分間ほど揚げ、全体がこんがりと色づいたら、油をきって器に盛る。あればパセリを彩りに添える。
きょうの料理レシピ
2014/12/01
土井善晴のホッとする四季ごはん
このレシピをつくった人
土井 善晴さん
おいしいもの研究所代表。長年にわたる多様な食の経験から、和食文化の伝統を踏まえた一汁一菜を提案。新しい発想で料理を楽しくするきっかけをつくったと評価され、2022年度 文化庁長官表彰に選ばれる。各大学にて教授、講師も務める。
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