ピーマンの肉詰め
ピーマンの苦みと肉のうまみのバランスがよい、家庭的なおかずです。下ごしらえや焼き方をひと工夫すれば、ピーマンと肉ダネがはがれず、形よく焼き上がります。
写真: 鈴木 雅也
*1人分
*たまねぎの粗熱を取る時間は除く。
材料
(2人分)
- ・ピーマン 3コ
- 【肉ダネ】
- ・合いびき肉 150g
- ・たまねぎ (みじん切り) 1/4コ分
- ・塩 少々
- ・こしょう 少々
- ・卵 1/2コ
- ・パン粉 大さじ3
- ・牛乳 大さじ2
- ・パン粉 適量
- 【付け合わせ】
- ・にんじん (3mm厚さの半月切り) 1/2本分
- ・じゃがいも (1cm厚さのいちょう切り) 2コ分
- 【A】
- ・水 カップ1
- ・にんにく (薄切り) 1枚
- ・バター 大さじ1
- ・塩 少々
- ・こしょう 少々
- ・牛乳 カップ1/2
- ・トマトケチャップ 適宜
- ・マスタード 適宜
- ・バター 大さじ1
- ・小麦粉
- ・サラダ油 大さじ1
- ・塩 少々
- ・こしょう 少々
つくり方
ピーマンは縦に2等分し、ヘタは取らずに種だけを取り除く。耐熱皿に入れてラップをし、電子レンジ(600W)に約40秒間かける。
ヘタを残しておくと、焼いたときに形がくずれにくい。ピーマンの風味と色がとばないよう、レンジにかけて焼き時間を短縮する。
フライパンにバター大さじ1を溶かし、【肉ダネ】のたまねぎを炒める。塩、こしょうをふり、透き通るまでじっくり炒め、粗熱を取る。パン粉は牛乳に浸しておく。
ボウルに2と残りの【肉ダネ】の材料を入れ、手でよく混ぜ合わせる。
ピーマンの内側にはけで薄く小麦粉をはたく。
小麦粉をはたくことで、ピーマンと肉ダネが一体化し、はがれにくくなる。
3の【肉ダネ】を6等分して4に詰め、表面にパン粉をまぶす。
フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、5の肉の面を下にして並べる。ふたをして弱火で約10分間焼く。
8割ほど火が通ったら、裏返してふたをし、5分間ほど焼く。
鍋に、にんじんと【A】を入れ、弱火で5分間煮る。じゃがいもを加えて柔らかくなるまで8分間ほど煮たら、牛乳を加えてのばす。じゃがいもの角が煮くずれてトロッとするまで木べらで混ぜ、塩・こしょう各少々で味を調える。
7を器に盛って8を添える。好みでトマトケチャップとマスタードを添える。
【目指すポイント】
ピーマンの味わいを残し、肉ダネはふっくら。
【パン粉が決め手!】
中まで火を通そうとすると、肉の表面が堅くなってしまいがち。そこで、【肉ダネ】の上にパン粉をまぶし、肉が焼きしまるのを防ぎます。パン粉がカリッと香ばしく焼け、おいしさもアップ!
このレシピをつくった人
真崎 敏子さん
都内で洋風家庭料理教室を主宰。
イギリス、ドイツに暮らしてその国の本格的な料理を学び、ホテルの製菓部にて修業。主婦が一人で作れる華やかな中にも、味のよいパーティー料理、家庭料理を目指している。
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