きょうの料理レシピ
おにぎり
母親がにぎったおにぎりは、誰にとっても特別なもの。おにぎりはにぎる人の思いを味わうものかもしれません。おかかととろろ昆布の2種類をつくります。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/570 kcal
*全量
調理時間
/10分
材料
(4コ分/おかかおにぎり2コ、 とろろ昆布おにぎり2コ分)
- ・ご飯 (温かいもの) 320g
- ・粗塩 適量
- 【おかかおにぎり】*2コ分
- ・削り節 3g
- ・しょうゆ 小さじ1/2強
- ・焼きのり 適量
- 【とろろ昆布おにぎり】*2コ分
- ・好みの漬物 (きざむ) 小さじ1
- ・とろろ昆布 5g
- ・好みの漬物 適量
つくり方
【おかかおにぎり】をつくる
1
削り節にしょうゆを加え、混ぜ合わせる。
! ポイント
しょうゆはできるだけ少なく。
削り節がまとまればよい。
2
手を軽く水でぬらし、指の先に粗塩適量をつけ、手のひら全体になじませる。
3
温かいご飯約80gを手にとり、片方の手で側面を押さえ、もう一方の手を三角屋根のようにかぶせ、回転させながら三角形に形を整える。
! ポイント
ご飯が冷たいと形がまとまらない。
4
中心を開き、1の半量を入れる。再び三角形に形を整え、のりで包む。もう1コも同様につくる。
【とろろ昆布おにぎり】をつくる
5
おかかおにぎりと同様に手をぬらし、粗塩を手になじませる。
6
温かいご飯約80gを手にとる。片方の手で丸太を握るように持ち、もう一方の手の親指と人さし指・中指で上下をはさんで回転させ、俵形に形を整える。
7
半分に割り、好みの漬物の半量を入れ、再び形を整える。
8
とろろ昆布の半量をまぶしつける。もう1コも同様につくる。おかかおにぎりとともに器に盛り、漬物を添える。
全体備考
【目指すポイント】
ご飯そのものの味を楽しむ。
【塩は粗塩がおすすめ】
粗塩を使うと、塩のつき方にムラができ、塩加減に変化が生まれる。
きょうの料理レシピ
2014/09/15
おふくろの味 定番100
このレシピをつくった人
桑原 櫻子さん
京都在住の料理研究家。華道の桑原専慶流副家元でもある。料理好きの両親のもとで育ち、楽しい家族の食卓を作ることが、心の安らぎと良い仕事ができる元気の源と考えている。季節感やもてなしの心を大切にした花と料理のサロン"cherry kitchen"を主宰。また、京都に古くからある懐かしいお菓子をアレンジして紹介している。
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