きょうの料理レシピ
和風冷やし中華
スープのベースは、和風だし。味づくりの決め手にも、うす口しょうゆと米酢を使います。
写真: 澤井 秀夫
エネルギー
/550 kcal
*1人分
調理時間
/30分
材料
(2人分)
- ・中華麺 (生) 2玉
- 【冷やし中華スープ】
- ・だし カップ1
- 【A】
- ・うす口しょうゆ 大さじ4
- ・米酢 大さじ4
- ・砂糖 大さじ1+1/2
- ・ごま油 大さじ1/2
- ・しょうが汁
- *しょうが10g分。
- 【具】
- ・きゅうり 2/3本
- ・ハム 50g
- ・しいたけのうま煮 2~3枚
- ・もやし 70g
- ・卵 1コ
- ・紅しょうが (せん切り) 10g
- ・練りがらし 適量
- ・塩 少々
- ・サラダ油
- 【濃いめの和風だし】*つくりやすい分量。でき上がりは約カップ3+1/3
- ・昆布 (5cm四方) 1枚
- ・削り節 10g
- ・煮干し 6g
- *通常の昆布と削り節のだしに煮干しを加えてコクを出す。 気になれば頭と腹ワタを取る。
- ・水 カップ4
- 【しいたけのうま煮】*つくりやすい分量。冷蔵庫で4~5日間保存ができる。
- ・干ししいたけ 8枚
- ・干ししいたけの戻し汁 カップ2
- ・砂糖 大さじ3
- ・しょうゆ 大さじ1+1/2
下ごしらえ・準備
冷やし中華の味を支える 濃いめの和風だしをつくる
1 材料を鍋に入れ、中火にかける。煮立ったらアクを取り、火を強めて1分間ほど煮立てて火を止める。
2 堅く絞った布巾でボウルにこし入れて絞る。
五色の加薬に欠かせない しいたけのうま煮をつくる
3 干ししいたけは水で戻し、軸を落とす。鍋に戻し汁とともに入れ、煮立ててアクを取り、落としぶたをして中火で4~5分間煮る。
4 砂糖を加え、火を弱めて10分間煮る。しょうゆを加え、煮汁が少し残る程度に煮詰める。
つくり方
具を用意する
1
きゅうりは皮をむき、両端を切る。斜め薄切りして並べ、千六本切りにする。ハムは半分に切り、千六本切りにする。しいたけのうま煮は厚みをそぎ切りにし、せん切りにする。
2
もやしはひげ根を取り、熱湯でゆでてざるに上げる。塩少々をふり、うちわであおいで手早く冷ます。
3
卵はボウルに割りほぐし、塩少々を入れてよく溶く。フライパンにサラダ油少々を熱し、卵液を流す。片面をしっかり焼いたら裏返し、サッと焼いて取り出す。粗熱が取れたら細切りにする。
冷やし中華スープをつくる
4
氷水にボウルを浮かべ、だしに【A】を混ぜ合わせて冷やす。
麺をゆでる
5
鍋に湯を沸かし、ほぐした麺を入れる。1分間ほどゆでてざるにとり、流水で洗う。氷水にざるごと浸してしっかり冷やし、手の平で押さえて水けを絞る。
盛り付ける
6
冷やした器に5を盛り、きれいに具を飾る。4のスープをかけ、練りがらしを添える。
きょうの料理レシピ
2014/07/03
土井善晴のホッとする四季ごはん
このレシピをつくった人
土井 善晴さん
おいしいもの研究所代表。長年にわたる多様な食の経験から、和食文化の伝統を踏まえた一汁一菜を提案。新しい発想で料理を楽しくするきっかけをつくったと評価され、2022年度 文化庁長官表彰に選ばれる。各大学にて教授、講師も務める。
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