春色おにぎり
行楽弁当にぴったりのおにぎり。前日に具を準備しておけば、当日はご飯と混ぜて、握るだけです。桜の花の塩漬けは、塩けを程よく落とすことがポイント。
写真: 鈴木 雅也
*1人分
*1人分
*調理時間:20分(前日/ブロッコリーの粗熟を取る時間は除く)、10分(当日)。
材料
(4人分)
- ・ご飯 (温かいもの) 640g
- ・グリンピース (さやから出す) (正味)50~60g
- ・八方地 適量
- *全体備考参照。
- ・ブロッコリー 約1/4コ(50g)
- ・たくあん 40g
- ・桜の花の塩漬け (市販) 8コ
- ・塩
つくり方
グリンピースは塩少々を加えた熱湯で柔らかくゆで、網じゃくしですくって氷水にとる。水けをきって容器に入れ、八方地をヒタヒタに注いで冷蔵庫に入れる。
ブロッコリーは小房に分け、1の熱湯で少し堅めにゆでてざるに上げ、粗熱を取る。容器に入れ、八方地をヒタヒタに注ぐ。たくあんは4~5mm角に切る。どちらも冷蔵庫に入れる。
桜の花の塩漬けは水にサッと浸す。花が開いて、塩が落ちたら取り出し、水けをきる。ガクを残して軸を切り落とす。
ブロッコリーは汁けをきり、粗く刻む。ボウルにご飯を入れ、汁けをきったグリンピース、たくあんを加えてまんべんなく混ぜる。ブロッコリーを加え、サックリと混ぜる。8等分にして好みの形に握り、表面に3の桜の花を軽く埋める。
【八方地】
煮物、あえ物、ドレッシングなど幅広く活用できる万能調味料。つくりおきしておくと重宝します。
◎エネルギー150kcal(全量)◎塩分10.3g(全量) ◎15分(冷ます時間は除く)
材料(つくりやすい分量)
だし…カップ3+1/2
みりん…カップ1/4
うす口しょうゆ…カップ1/4
鍋に材料を合わせ、強火にかけて煮立てる。火を止めてそのまま冷ます。
●八方地の保存
すぐに使わない場合は清潔な保存瓶に入れる。冷蔵庫で3〜4日間保存可能。
このレシピをつくった人
中嶋 貞治さん
東京新宿にある割烹の料理長。北大路魯山人主宰の「星岡茶寮」初代料理長を務めた祖父を持ち、父も料理長人。京都での修業を経て、1980年に「新宿割烹 中嶋」を引き継ぐ。ホテルの日本料理店の調理顧問や料理教室の講師も務め、メディア、各種イベントでも活躍。繊細な味と美しい盛りつけに定評がある。
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