きょうの料理レシピ
栗道明寺
秋の和菓子といえば、何と言っても旬の栗。道明寺粉は、レンジであっという間にもちもちに炊き上がるので、和菓子初心者にはうれしい材料です。
写真: 川浦 堅至
エネルギー
/90 kcal
*1コ分
調理時間
/30分
材料
(10コ分)
- ・道明寺粉 120g
- ・水 180ml
- ・上白糖 大さじ2
- ・塩 少々
- ・くりの甘露煮 10コ
下ごしらえ・準備
1 上白糖はこし器などに入れてふるっておく。
2 くりの甘露煮は、みつとともにボウルに入れ、ラップをせずに電子レンジ(500W)に約30~40秒間かけ、ざるに上げる。
! ポイント
くりの甘露煮が堅かったり、甘すぎたりする場合は、みつに酒・水各少々を加えて同様にかけるとおいしくなる。
つくり方
1
耐熱ボウルに道明寺粉を入れ、木べらで混ぜながら分量の水を加える。ダマになりやすいのでよく混ぜる。ラップをして電子レンジ(500W)に5分間かける。
2
ラップをはずして乾いたふきんをかぶせ、10分間蒸らす。
3
上白糖と塩を加え、木べらで切るように混ぜてよくなじませる。
4
まな板の上にラップを広げて3をのせ、ざっと棒状に包む。手で転がしながらのばして形を整える。
5
ラップをはずし、へらを水でぬらしながら10等分に切る。
6
一つを手にとって、角を丸くしながら太鼓形に軽く形を整え、真ん中にくりを押し込む。手の中でもう一度形を整えたらでき上がり。残りも同様に。
全体備考
関西風の桜もちなどでおなじみの道明寺粉は、もち米を蒸してから乾燥させ、粗くひいたもの。ひき方によって、大粒、中粒などに分けられます。今回はやや細かいもの(四つ割り)を使用。
きょうの料理レシピ
2003/10/29
秋のかんたん和菓子
このレシピをつくった人
金塚 晴子さん
製菓学校で和菓子を学び、茶会や料亭の依頼菓子をつくるうちに、センスと味のよさが評判を呼ぶ。東京都内で和菓子教室を主宰。やさしくておいしい和菓子が評判を博している。
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