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きょうの料理レシピ

焼きなすとツナの冷製カッペリーニ

焼いたなすの香ばしさが食欲をそそる、夏にぴったりの冷製パスタ。ツナとアンチョビでコクを出した焼きなすペーストに、パスタがよくからみます。冷製なので量も少なめにして、あっさりいただきます。

焼きなすとツナの冷製カッペリーニ

写真: 原 ヒデトシ

エネルギー /310 kcal

*1人分

調理時間 /40分

*なすの粗熱を取る時間は除く。

材料

(2人分)

【焼きなすペースト】
・なす 3コ
・ツナ (缶詰/油漬け) 正味60g
・アンチョビ (フィレ) 2枚
・赤ワインビネガー 小さじ1
・オリーブ油 大さじ1+1/3
・塩 2つまみ
・カッペリーニ 60g
*「髪の毛」という意味の 極細パスタで、太さは 0.9~1mm ほど。冷製パスタに向く。
・ミント 適量
・塩
・オリーブ油 小さじ1
・黒こしょう (粒)

つくり方

1

【焼きなすペースト】をつくる。なすはガクにぐるりと切り目を入れて除き、底部に箸を深く刺して1か所穴を開ける。なす全体が黒くなるまで約160℃のオーブンで25分間焼く。粗熱が取れたらヘタを除いて皮をむき、ザク切りにする。

! ポイント

焼き網にのせ、じか火で焼いてもよい。

2

フードプロセッサーに、【焼きなすペースト】の材料を入れ、一気にかくはんしてペースト状にする。

3

鍋にたっぷりの湯を沸かして2%の塩(湯1リットルに対して20gが目安)を入れる。カッペリーニを袋の表示時間どおりにゆで、ざるにあけてざるごと氷水にさらす。

4

カッペリーニが冷えたら水けをきって布巾にあけ、布巾ごとよくふってしっかり水けを取る。

5

カッペリーニを器に盛り、2をかける。オリーブ油をかけ、黒こしょうをたたいて散らす。刻んだミントを散らし、葉の形のままのミントをあしらう。

全体備考

【おいしいパスタをつくるには】
パスタのソースをつくるときは、火加減に注意して。食材を焦がすことなくじっくりと色をつけたり、香りを移せるよう、鍋の様子をしっかり見てください。基本的に、冷たいものを鍋に入れたときは一度火を強める、と覚えておくといいでしょう。スパゲッティをゆでるときには、湯にしっかり塩を加えること。これも味のうちです。湯に入れたら、くっつかないようにすぐに箸でかき混ぜて。湯の表面がポコポコするくらいの火加減を保つといいですね。温かいソースとパスタを合わせるときは、手早く「あえる」ことが肝心!くれぐれも「炒める」ことのないようにしてくださいね。

きょうの料理レシピ
2013/08/05 【旬を味わう】なすが主役のパスタ

このレシピをつくった人

落合 務

落合 務さん

東京・銀座にあるイタリア料理レストランのオーナーシェフ。素材の持ち味を生かし、手をかけすぎずにつくるレシピが人気。料理のコツをテンポよく伝える姿がテレビや雑誌で話題になり、多くの人を魅了する。

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