おいなりさん
歯ざわりのいい酢れんこんとごまをたっぷり混ぜ込むのがポイント!キリッとした酸味と甘辛いお揚げのバランスが絶妙です。
写真: 竹内 章雄
*1人分
*米を炊く時間は除く。
材料
(つくりやすい分量。一般的なサイズのいなりずし16コ分。)
- 【すし飯】
- ・米 400ml(カップ2)
- 【すし酢】
- ・酢 カップ1/2
- ・砂糖 大さじ1~1+1/2
- ・塩 小さじ1
- ・油揚げ 8枚
- *あればいなりずし用が開きやすく便利。なければ、普通の油揚げを箸などでのすと開きやすくなる。
- 【A】
- ・だし カップ1
- ・みりん カップ1/4
- ・しょうゆ 大さじ1+1/2
- ・砂糖 大さじ1
- ・中ざら糖 大さじ1
- 【B】
- ・だし カップ1/2
- ・しょうゆ 大さじ2
- ・砂糖 大さじ1
- ・中ざら糖 大さじ1
- 【酢れんこん】
- ・れんこん 1節(200g)
- 【C】
- ・酢 大さじ5
- ・砂糖 大さじ2
- ・塩 少々
- ・白ごま 大さじ2
つくり方
米は洗ってざるに上げ、15分間くらいおく。炊飯器の内釜に米を入れ、水カップ2を加えて炊く。
すし酢の材料をボウルに合わせ、砂糖と塩が溶けるまでよく混ぜておく。
油揚げは半分に切り、袋状に開く。フライパンか鍋に湯を沸かして油揚げを入れ、菜箸で沈め、数回裏返して軽く油を抜く。
ざるに上げ、粗熱が取れたら水けを絞る。【B】は合わせておく。
手ではさんで軽く押さえる。やけどしないように注意。
フライパンに【A】を煮立て、油揚げを数枚ずつ重ねて並べる。落としぶた(オーブン用の紙を円形に切って中央に穴をあけたもの)をして、弱火で約10分間煮る。
【B】を加えたら再び落としぶたをして、途中裏返しながら、約10分間煮る。
煮汁を2回に分けて加え、重なっている順番をかえると味が均一によく入る。
煮汁が少なくなったら火を止め、バットに移して味をなじませる。
重ねてバットへ。煮汁が下に落ちていくので、途中で上下を返すと味が圴一になる。
れんこんは皮をむき、薄いいちょう形に切って水にさらし、水けをよくきる。
小鍋に【C】を煮立て、8を加える。混ぜながら中火で1~2分間煮て火を止める。粗熱が取れたら、ざるに上げて汁けをよくきる。
炊き上がったご飯をボウルに移し、2を加え、切るように混ぜる。粗熱が取れたら、9と白ごまを加えてサックリと混ぜる。
10を16等分にして軽く握って丸め、7の油揚げに詰める。好みで野沢菜漬けを添えてもよい。
○端までギュウギュウと詰めずに少しゆとりをもたせる。口の閉じ方はお好みで。
○油揚げをさらに半分に切り(2辺の口が開いた状態)、すし飯を詰めれば、小さいおいなりさんもできる。
◆お弁当に
シューマイとおいなりさん弁当
このレシピをつくった人
栗原 はるみさん
料理やお菓子のアイデアいっぱいのレシピを提案し、幅広い年齢層のファンに熱い支持を得ている料理家。器選びやすてきな暮らし方など、生活全般にわたるセンスあふれる提案も人気で、テレビ、雑誌などで活躍中。著書も多数。2005年、料理本のアカデミー賞といわれる「グルマン世界料理本大賞」受賞の「Harumi’s Japanese Cooking」は世界十数か国で発売。2007年4月よりNHKワールド「Your Japanese Kitchen」で日本の家庭料理を世界に向けて発信。2013年4月より、NHKEテレ「きょうの料理」にレギュラー出演。
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