きょうの料理レシピ
粉がつお
鍋にだしの素材を直接入れて、調理しながらうまみを出す「簡単素材だし」。だしをとる時間がないときに重宝しますよ!削り節は、うまみがよく出るように粉末にして、だし用パックに詰めて使うのがコツです。
写真: 鍋島 徳恭
材料
(つくりやすい分量)
- ・削り節 20~30g
- *つくりやすい分量
つくり方
1
削り節20~30gはポリ袋に入れ、袋の上から両手でしっかりもんで、粉末にする。フードプロセッサーを使ってもよい。
全体備考
《削り節》
○粉末にすることで表面積が大きくなり、うまみがすぐに出ます。ただし、酸化しやすいので、まとめてつくる場合は、すぐに冷凍保存しましょう。
○調理に使うときは、不織布製のだし用パックに詰めて使うと、取り出しやすくて便利です。煮汁が沸騰してから入れても十分にうまみが出ますが、途中で入れるのが面倒ならば水から加えても大丈夫。
○粉がつおのうまみは、牛肉や豚肉の脂身が少ない赤身を使った煮物や、うす味の煮物に合います。
《保存》
冷凍用保存容器やジッパー付きの保存袋に入れ、冷凍庫で約1か月間。
きょうの料理レシピ
2013/04/16
ニッポンおいしい手仕事
このレシピをつくった人
後藤 加寿子さん
茶道の家元の家に生まれる。日本料理の奥深い知識に裏打ちされた、シンプルかつ現代的な和食のレシピを提案。食育にも力を入れ、和食文化国民会議副会長を務める。
つくったコメント