れんこんとたらのキムチチゲ
たらとキムチのうまみが出たチゲに、れんこんのサックリとした食感と風味が好相性な一品です。
写真: 木村 拓(東京料理写真)
*1人分
材料
(2人分)
- ・れんこん (小) 1節(150g)
- ・たら (切り身) 2切れ(200g)
- ・白菜キムチ 100g
- ・木綿豆腐 1/2丁(150g)
- ・生しいたけ 2枚
- ・たまねぎ 1/4コ
- ・春菊 3~4本
- 【A】
- ・コチュジャン 大さじ1
- ・みそ 大さじ1
- ・しょうゆ 大さじ1/2
- ・しょうが (すりおろす) 1かけ分
- ・にんにく (すりおろす) 1かけ分
- ・酒 カップ1/2
- ・粉とうがらし (中びき) 適量
- ・ごま油
つくり方
れんこんは5mm厚さの輪切りにする。豆腐は3cm角に切る。しいたけは石づきを除き、四つ割りにする。たまねぎは5mm幅の薄切りにする。春菊は4cm長さに切る。たらは3~4等分に切る。白菜キムチは食べやすい大きさに切る。
【A】は混ぜ合わせる。
鍋にごま油大さじ1を熱し、れんこんとキムチを入れて中火でサッと炒める。
れんこんは煮汁に直接入れて煮るよりも、炒めてから煮たほうが歯ごたえよく仕上がります。また、キムチは汁ごと加えて炒め、酸味をとばしてうまみを抽出。
2と水カップ3を加えて強火で煮立て、しいたけ、たまねぎを加えて5~6分間煮る。
みそ汁はみその風味をたたせるために煮立てませんが、チゲは違います。強火で煮立てることで余分な水分をとばし、みそのうまみを素材にしみ込ませるのがコツ。
たら、豆腐を加えて中火で2~3分間煮る。春菊を加え、粉とうがらしをふる。
*コチュジャン*
韓国産のとうがらしに、もち米、こうじ、麦芽粉などを加えて発酵熟成させた、韓国の甘辛いみそ。
**粉とうがらし(中びき)**
韓国産の赤とうがらしを乾燥させて粉末にしたもの。日本の一味とうがらしよりマイルドな辛さで甘みもある。ひき方によって種類が異なるが、中びきが使いやすい。
《ここをマスター》
・れんこんは炒めてから煮ることで、特有の食感を生かす。
・キムチは炒めて酸味をとばし、うまみを出す。
・みそを加えてからも強火で煮立てることで、余分な水分をとばして、みそのうまみを素材にしみ込ませる。
このレシピをつくった人
コウ ケンテツさん
大阪府出身、東京都在住。母親は「きょうの料理」でもおなじみの韓国料理研究家、李映林さん。韓国料理、和食、イタリアンと幅広いジャンルに精通する。雑誌やテレビなど多方面で活躍中。
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