小豆がゆ
小豆と米のなめらかな一体感。懐かしくて新鮮な味わい。
写真: 木村 拓(東京料理写真)
*1人分
材料
(3~4人分)
- ・小豆 200g
- ・米 カップ1/3
- ・白玉粉 100g
- ・塩
- ・砂糖
つくり方
小豆はたっぷりの水に入れて強火にかけ、煮立ったらざるに上げて湯をきる。鍋に戻し入れて1リットルの水を加え、強火にかける。煮立ったら、ふたを少しずらしてのせ、1時間ほど弱火で煮る。途中、水分が少なくなってきたら、湯を適宜足す。
小豆が指でつぶれるくらいの堅さになったら、ざるに上げて湯をきる。目の細かいざるでこし、皮を取り除く。
丁寧にこして皮を取り除く。皮が残ると口当たりが悪くなるので、丁寧にこしてなめらかに仕上げます。
鍋に2の小豆の半量、水カップ4、洗った米を入れて弱火にかけ、米が柔らかくなるまで混ぜながら30分間ほど煮る。途中、水分が少なくなったら、湯を適宜足す。
小豆は2回に分けて煮る。こした小豆の全量を一気に煮るとドロドロになって、米に均一に火が通りにくくなり、ムラができてしまうことに。また、水を加えることでサラサラになり、米がふっくらと煮上がります。
白玉粉をボウルに入れ、塩少々、水約90mlを加え、耳たぶくらいの堅さにこねる。一口大に丸めて、熱湯で2~3分間ゆでる。白玉が浮いてきたら、ざるに上げる。
2の残りの小豆を3に加えて混ぜ合わせる。白玉を加えて混ぜ、器に盛る。砂糖・塩各適量を添え、食卓で好みの味加減に調えて食べる。
米が煮上がったら残りの小豆を加える。米が柔らかくなったら残りのこした小豆を加え、とろみをつけて仕上げます。
【ここをマスター】
●なめらかな口当たりが身上なので、小豆の皮は丁寧にこし取る。
●米をおいしく煮上げるには、小豆を2回に分けるのがポイント。
●調理中に味はつけず、食卓で塩と砂糖で好みの味に調えるのが韓国流。
このレシピをつくった人
コウ ケンテツさん
大阪府出身、東京都在住。母親は「きょうの料理」でもおなじみの韓国料理研究家、李映林さん。韓国料理、和食、イタリアンと幅広いジャンルに精通する。雑誌やテレビなど多方面で活躍中。
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