きょうの料理レシピ
さばのキムチ煮
キムチの発酵したうまみ、酸味が青背の魚のクセをを抑えて食べやすくします。酸味が出た古漬けだと、より相性良し!
写真: 木村 拓(東京料理写真)
エネルギー
/280 kcal
調理時間
/20分
材料
(2人分)
- ・さば (切り身) 2切れ(200g)
- ・白菜キムチ (市販) 150g
- ・白菜キムチの漬け汁 大さじ1
- ・にら 3~4本
- ・粉とうがらし (中びき) 大さじ1/2
- 【煮汁】
- ・水 カップ1
- ・しょうゆ 大さじ2
- ・みりん 大さじ1
- ・酒 大さじ1
- ・塩
- ・黒こしょう (粗びき)
つくり方
1
さばは皮側に十文字の切り目を入れて、塩・黒こしょう各少々をふる。白菜キムチは食べやすい大きさに切る。にらは5cm長さに切る。
! ポイント
こうすることで下味もよくなじみ、【煮汁】も中までしっかりとしみ込みます。
2
鍋(またはフライパン)に【煮汁】の材料を入れて強火にかける。煮立ったら弱めの中火にし、さばを皮側が上になるようにして入れる。
3
白菜キムチの漬け汁をさばの上から回し入れる。続いて白菜キムチをさばの間に入れる。
! ポイント
キムチは漬け汁ごと利用するのが鉄則!うまみと酸味がさばの臭みを抑えて食べやすくします。
4
粉とうがらしを全体に行き渡るようにふる。
! ポイント
粉とうがらしの辛みとうまみを【煮汁】に移してパンチをつけることで、さらにさばの臭みを抑えて食べやすくします。
5
オーブン用の紙を鍋より一回り小さいサイズに切って16等分に折りたたみ、頂点と各辺2か所ずつに穴をあけて広げ、落としぶたにする。時々【煮汁】を回しかけながら、弱火で10分間ほど煮る。にらを加えてサッと混ぜる。
! ポイント
【煮汁】が均等に回り、パサつかずにしっとりと煮上がります。
全体備考
【ここをマスター】
●白菜キムチは漬け汁ごと加え、うまみを最大限に生かす。酸味が出た古漬けだと、より相性よし!
●粉とうがらしの辛みとうまみで、さらに魚をおいしく!
●落としぶたをして時々煮汁を回しかけることが、よく味をしみ込ませるコツ。
きょうの料理レシピ
2012/09/13
【6か月で!レパートリー倍増計画】秋においしい!ボリューム魚おかず
このレシピをつくった人
コウ ケンテツさん
大阪府出身、東京都在住。母親は「きょうの料理」でもおなじみの韓国料理研究家、李映林さん。韓国料理、和食、イタリアンと幅広いジャンルに精通する。雑誌やテレビなど多方面で活躍中。
つくったコメント