牛しゃぶ茶漬け
サッとゆでた柔らかな牛肉に、ごまだれのコクと風味がよくなじみます。しょうがのすりおろしを添えてもおいしくいただけます。
写真: 原 ヒデトシ
*1人分
*牛肉に味をつける時間は除く。
材料
(2人分)
- ・ご飯 (温かいもの) 茶碗(わん)2杯分(約300g)
- ・牛肉 (しゃぶしゃぶ用) 100g
- *ももやランプなど、脂の少ない部位がおすすめ。
- 【ごまだれ】
- ・練りごま 大さじ2
- ・しょうゆ 大さじ2
- ・みりん 小さじ1
- ・玄米茶 適量
- *あれば抹茶入り玄米茶。好みでせん茶でもよい。
- ・みつば 適量
つくり方
鍋に湯を沸かし、湯気が立って表面が波打ってきたら、牛肉を2~3枚ずつ入れ、菜ばしでほぐす。肉の色が変わったら、水にとって冷ます。残りの肉も同様にサッとゆでる。
牛肉はグラグラと沸騰した熱湯でゆでると堅くなるので、表面が波打つくらいの湯でゆっくり火を通す。冷水にとると脂肪が固まって口当たりがよくないので、常温の水にとる。
ボウルに【ごまだれ】の材料を混ぜ合わせる。1の牛肉は水けをしっかりきり、【ごまだれ】のボウルに入れてからめ、15~20分間おいて味をなじませる。
みつばは2~3cm長さに切る。器にご飯を盛り、2の牛肉とみつばをのせる。いれたての玄米茶を添え、かけて食べる。
【お茶漬けのおいしい法則】
1.具にうまみをプラス
具にうまみのあるものを入れることがポイントです。うまみはいろいろな素材に含まれています。
・下味をつけた魚や肉(刺身やゆでた肉に下味をつけたもの)
・塩蔵したもの(塩ざけ、たらこ、明太子など)
・漬物(梅干し、たくあん、しば漬けなど)
2.食べる直前にお茶をかける
お茶漬けは、お茶でご飯がほぐれたところを味わうのが一番。お茶をかけてしばらくおくと、ご飯がふやけ、食感も味わいも半減します。お茶は食べる直前にかけ、すぐに味わうのが基本です。ご飯とお茶を別々に盛り、少しずつ合わせて食べるのもよいでしょう。
【お茶漬けには玄米茶がおすすめ】
玄米茶は、いった玄米を混ぜた緑茶。香ばしさとコクがあり、お茶漬けの具の味に負けず、バランスがとれます。さらに抹茶入りの玄米茶を使うと、香りがよく、深みのある緑色でご飯に映えます。
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