きょうの料理レシピ
切り干し大根の信田煮
一口かみしめるたびに、滋味あふれる味のハーモニーがジュワーっと広がります。だしいらずでもおいしくできますよ!
写真: 鈴木 雅也
エネルギー
/120 kcal
調理時間
/20分
*切り干し大根を水につけて戻す時間は除く
材料
(2人分)
- ・切り干し大根 (乾) 15g
- ・にんじん 10g
- ・油揚げ 1枚
- ・ちりめんじゃこ 10g
- 【煮汁】
- ・切り干し大根の戻し汁 カップ1
- ・酒 大さじ1
- ・砂糖 大さじ1+1/2
- ・しょうゆ 大さじ1
- ・木の芽 4枚
つくり方
1
切り干し大根は水でサッと洗い、水カップ1に10分間つけて戻す。にんじんはせん切りにする。
2
油揚げは熱湯をかけて油抜きをし、長いほうの1辺を残して3辺を切り落とし、開いて広げる。切り落とした部分もとっておく。
3
1の切り干し大根の水けを絞って2の油揚げの手前に広げ、ちりめんじゃこを散らし、にんじんと油揚げの切り落とした部分をのせ、これを芯にして巻く。切り干し大根の戻し汁はとっておく。
4
3を半分に切る。これを巻き終わりが手前にくるようにして並べ、竹ぐしで3か所とめ、均等に3等分する。
! ポイント
煮ている間に巻きがほどけないように、竹ぐしで巻き終わりをしっかりとめて、三等分に切る。
5
なべに切り干し大根の戻し汁を入れて煮立て、【煮汁】の酒、砂糖、しょうゆを加え、4の切り口を上にして並べ、落としぶた(オーブン用の紙を丸く切って中心に穴をあけてつくる)をして5~6分間煮る。
! ポイント
切り口を上にして、落としぶたをして煮ると、少ない煮汁でも全体に均一に味を含ませることが出来る。
6
【煮汁】が少なくなったら5を取り出して竹ぐしを抜き、器に盛る。【煮汁】をかけ、木の芽を添える。
きょうの料理レシピ
2003/04/22
桂 南光と爲後彰宏のだしいらずの和食
このレシピをつくった人
桂 南光さん
桂枝雀に師事し、芸名・桂べかこで活躍後、三代目・桂南光を襲名。本業以外にも、料理、絵画など趣味を生かし、多方面で活躍中。
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