えびとれんこんのギョーザ
えびのすり身に加えたれんこんのシャキシャキ感と、ベーコンの香りがアクセントの変わりダネギョーザです。食べごたえばっちりですよ。
写真: 鈴木 雅也
*1コ分
材料
(10コ分)
- ・ギョーザの皮 (大) 10枚
- 【あん】
- ・えび (殻付き) 150g(正味)
- ・れんこん 50g
- ・ベーコン 3枚
- ・ねぎ (みじん切り) 3cm分
- ・しょうが (みじん切り) 小さじ1
- 【A】
- ・酒 大さじ1
- ・砂糖 小さじ1/2
- ・しょうゆ 小さじ1/2
- ・ごま油 小さじ1/2
- ・塩 小さじ1/3弱
- ・こしょう 少々
- ・かたくり粉 小さじ3/4
- ・香菜(シャンツァイ) 適宜
- ・サラダ油
つくり方
えびは殻をむいて背ワタを取り、包丁でたたくかフードプロセッサーにかけて、粗い粒状にする。
れんこんは薄切りにしてサッとゆで、湯をきって粗みじん切りにする。ベーコンは粗みじん切りにし、サッと湯通しして水けをきる。
ベーコンは炒めるよりも湯通しして脂を落としたほうが、食感も柔らかく、えびのすり身になじみます。
ボウルに1を入れて【A】を順に加え、そのつどよく練り混ぜる。さらに2とねぎ、しょうがを加え、指先でもむように混ぜ合わせて10等分にする。
皮に3をすりつけてのせ、縁を水でぬらし、空気を抜いてしっかりととじる(ギョーザの包み方参照)。サラダ油小さじ1を熱したフライパンに並べ、ギョーザと同様に焼く。器に盛り、あれば香菜を添える。
●すぐ焼かない分は冷凍庫で保存
皮で包んだギョーザはオーブン用の紙を敷いたバットに並べ、あんから水分がにじみ出ないうちに、すぐに焼きましょう。一度に食べきれない分は、バットに並べたままラップをかけて冷凍し、凍ったら保存袋に移しておくと、冷凍庫の中で場所をとりません。焼くときは解凍せず、凍ったままで。加える熱湯の量を少々増やして、加熱時間を長めにし、同じように蒸し焼きにします。
●たれでギョーザをグンとおいしく!
酢じょうゆにラーユもいいけれど、こんなたれが添えられたら、ギョーザの楽しみ方がさらに広がりますよ。
【ナムプラーだれ】
レモン汁カップ1/4、ナムプラー大さじ1、しょうゆ小さじ2、しょうが汁小さじ1/2を混ぜ合わせる。ラーユ少々を加えてピリ辛味にしたり、余ったガーリックオイルを加えても。
【かんきつ塩だれ】
かんきつ(柚子〈ゆず〉、すだち、かぼすなど)の搾り汁大さじ3に、だし大さじ3、塩・しょうゆ各小さじ1/2を加え、好みでかんきつの皮のみじん切りも加えて混ぜ合わせる。
●ギョーザの包み方
ギョーザはひだをたくさん寄せながら包むものと思っている人が多いようですが、大切なのは「しっかりとじる」ということ。手早くやりやすい方法で包みましょう。
【全体にひだを寄せる方法】
1. 皮にあんをのせたら、縁にグルリと指で水をつける。
2. 左手の親指で手前側の皮にひだをつくって右端に寄せる。
3. ひだを折りたたみ、厚みをギュッとつぶすようにしてとじる。
〈★メモ〉皮が重なった部分を押しつぶしてなるべく薄くしておくと、均一な食感に焼き上がります。
【中央だけにひだを寄せる方法】(このレシピはこの方法で包んでいます)
1. 皮にあんをのせたら、縁にグルリと指で水をつける。
2. 半分に折り、左右の端から中央へ、しっかりととじ合わせていく。
3. 中央まできたら、余った皮を重ねてひだをつくり、指でギュッと押さえる。
★淡泊になりがちなえびギョーザは、れんこんとベーコンで歯ざわりとうまみをプラス。
このレシピをつくった人
西部 るみさん
逗子在住。中国料理と日本料理の教室を主宰。食材の組み合わせと調理の配合の妙から生まれる、繊細な味わいの料理が人気。
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