帆立てと桜えびのパスタ
肝臓の働きを助けるタウリンが豊富な帆立てが入った「免疫力強化レシピ」です。桜えびのだしとドライトマトのうまみだけで、味つけの塩は不要です!
写真: 原 ヒデトシ
*1人分
*1人分
材料
(2人分)
- ・スパゲッティ 160g
- ・帆立て貝柱 200g
- ・桜えび 10g
- ・ねぎ 2/3本
- ・にんにく 2かけ
- ・赤とうがらし (種を除く) 1/2本
- ・ドライトマト 20g
- *完熟トマトを干したもの。
- ・すりごま (白) 大さじ1
- ・白ごま 適量
- ・オリーブ油
- ・塩
つくり方
桜えびは香ばしくなるまでからいりし、水カップ1+1/2を加え、煮立ったら弱火で約1分間煮る。ざるでこしてだしをとり、60mlをとりおく。だしの残りはスープや煮物などに。
帆立て貝柱は厚みを半分に切る。ねぎは斜め薄切りにし、にんにくは1かけを横3つに切って芯を除く。ドライトマトは5mm幅に切る。
フライパンにオリーブ油大さじ2を入れ、フライパンを傾けてにんにくを加える。強めの中火にかけ、にんにくから小さな泡が出てきたら弱火にし、ようじがスッと通るようになったら、にんにくを取り出す。火を止め、赤とうがらしを加え、15~20秒間転がし、取り出す。
たっぷりの熱湯に1%の塩(水1リットルにつき塩10g)を入れ、スパゲッティを袋の表示より1分間短めにゆでる。ゆで上がる直前にねぎを加える。
3のフライパンに帆立て貝柱を加え、半生の状態でドライトマトを加えて炒める。火を止めて、フライパンの底をぬれ布巾に当てて冷ます。1のだしを加えて中火にかけ、フライパンを揺すりながら水分をとばし、トロリとしたソースをつくる。
ゆで上げて湯をきった4を加えてあえ、すりごまも加えてあえる。器に盛り、白ごまをふる。
◆肝・腎機能アップポイント◆(解説:本多 京子)
【桜えびでうまみの濃いだしをとり、塩分控えめに】
桜えびを水で煮出してこし、コクと香りの高いだしをとる。これをスパゲッティのソースに使えば、塩けを控えても味がまとまる。
【にんにく、ねぎ、とうがらしで血行促進】
にんにくのにおい成分、とうがらしの辛み成分には、血の巡りをよくし、体を温める効果がある。同様の効果があるねぎは具に加えて。
【低脂肪の帆立てに、ドライトマトでうまみをプラス】
低脂肪で良質のたんぱく質を含む帆立ては、肝臓によいタウリンも豊富。ドライトマトのうまみで淡泊な帆立ての味を引き立てる。
このレシピをつくった人
落合 務さん
東京・銀座にあるイタリア料理レストランのオーナーシェフ。素材の持ち味を生かし、手をかけすぎずにつくるレシピが人気。料理のコツをテンポよく伝える姿がテレビや雑誌で話題になり、多くの人を魅了する。
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