きょうの料理レシピ
いり豆腐
豆腐は水けも味のうち。きりすぎず、うまみを生かしてしっとり仕上げます。ホロホロッとしてやさしい味わい。
写真: 原 ヒデトシ
エネルギー
/320 kcal
*1人分
調理時間
/15分
*きくらげを戻す時間は除く。
材料
(2人分)
- ・木綿豆腐 (大) 1丁(400g)
- ・ごぼう 60g
- ・にんじん 80g
- ・こんにゃく 1/3枚
- ・きくらげ (乾) 3枚
- 【A】
- ・砂糖 大さじ2
- ・うす口しょうゆ 大さじ2+1/2
- ・酒 大さじ1
- ・卵 1コ
- ・ごま油
つくり方
1
ごぼうは皮をこそげ、4cm長さのささがきにして水にさらす。にんじんは同じ長さのせん切りにする。こんにゃくは3cm長さの拍子木形に切り、下ゆでする。
2
きくらげは水で戻して洗い、熱湯にサッとくぐらせ、石づきを取ってせん切りにする。豆腐は6等分の角切りにして軽くゆで、ざるに敷いた布巾にとり、布巾に包んで水けを絞る。
! ポイント
豆腐は大きめに切り、沸騰した湯に入れ、再び沸騰したらざるにのせた布巾にとって包む。
布巾の上から木べらで押して水けを絞る。初めは透明だった水が、濁ってきたらやめるのが水きりの目安。
3
鍋にごま油大さじ1を熱し、水けをきった1ときくらげを強火で炒める。全体に油が回ったら【A】を順に加えて混ぜ、味がなじんだら豆腐も加えてくずしながら炒め合わせる。
4
豆腐から水けが出てきたら卵を溶いて回し入れる。火を弱め、少しおいて菜箸でゆっくりと混ぜ、卵に汁けを吸わせて仕上げる。
! ポイント
溶き卵を回し入れたら少しおいて、箸でゆっくりと動かし、野菜のうまみを吸わせる。
きょうの料理レシピ
2011/10/12
【おかず青年隊】あったか!豆腐料理
このレシピをつくった人
柳原 尚之さん
江戸懐石近茶流嗣家(しか)。祖父・敏雄、父・一成より和の基本を伝授される。現在、英語で和食を教えるなど、日本料理をグローバルに広げる活動も積極的に行う。1979年生まれ。趣味は茶道とクレー射撃。NHKの時代ドラマ「みをつくし料理帖」の料理監修や大河ドラマ「龍馬伝」の料理所作指導、料理考証も担当。
つくったコメント