野菜のみそ漬け
発酵調味料であるみその力を借りてうまみを浸透させる方法なら、簡単に漬物ができます!みそ床は、みそ汁に使ったり調味料としてつかってもOK。
写真: 白根 正治
*全量
*漬ける時間は除く
材料
(つくりやすい分量)
- 【みそ床】
- ・みそ 300g
- ・みりん 大さじ2
- ・昆布 10cm
- ・にんじん 5~6cm
- ・かぶ 1~2コ
- ・かぼちゃ 1/8コ
- ・カリフラワー 1/8コ
つくり方
ボウルに【みそ床】の材料を合わせ、ゴムべらでよく練り混ぜる。
昆布はかたく絞ったぬれ布巾でサッと拭く。にんじん、かぶは皮をむいて縦半分に切り、皮のついていた側に斜めに切り目を入れる。
かぼちゃは種とワタを取って3mm厚さのくし形に切り、カリフラワーは小房に分ける。それぞれ熱湯で堅めにゆで、水けをよくきって冷ます。
深めの密封容器に1の【みそ床】の1/3量ほどを敷き、2をのせ、同量の【みそ床】を隙間なく塗りつける。3をのせ、同様にして残りの【みそ床】を塗りつけ、全体を覆う。
長めに漬ける野菜や昆布は下のほうに、早めに取り出すゆで野菜は上のほうに入れ、【みそ床】で覆う。
容器のふたをして室温に30分間おき、かぼちゃとカリフラワーを取り出してみそをぬぐう。さらに30分たったら、昆布、にんじん、かぶを取り出してみそをぬぐい、それぞれ食べやすく切って器に盛る。
冷蔵庫で保存する場合、中心までみその味が浸透する2~3日後には食べきること。【みそ床】に水けが出てきたら、弱火にかけて練り直せば1か月間は繰り返し使える。
【スティック野菜をコップで漬けても!】
大根、きゅうり、セロリ、にんじんなど好みの野菜を棒状に切り、【みそ床】を入れたコップにさす。そのまま10分間ほどおけば、みそ漬けスティックのでき上がり。みそに漬かった部分とフレッシュな部分の、食感と味の違いが楽しい。
このレシピをつくった人
杵島 直美さん
和洋中問わず、家庭でつくりやすいおかずを提案。母である料理研究家の村上昭子さんから受け継いだ保存食づくりは得意中の得意。簡単にできるアイデア料理も好評。
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