レモンクッキー
フードプロセッサーなら、甘酸っぱいレモンクッキーをあっという間につくれます。
写真: 竹内 章雄
*1枚分
*冷蔵庫で休ませる時間、クッキーを冷ます時間は除く。
材料
(10~12枚分)
- 【A】
- ・薄力粉 125g
- ・ベーキングパウダー 一つまみ
- ・粉砂糖 65g
- ・塩 一つまみ
- ・バター (食塩不使用) 60g
- *発酵バターを使うと、より香りよく焼き上がる。
- ・溶き卵 1/2コ分
- 【レモンアイシング】
- ・粉砂糖 150g
- ・レモン汁 30~35g
- ・強力粉 適量
- *打ち粉用。
下ごしらえ・準備
1 バターは使う直前まで冷やしておき、2cm角に切る。
つくり方
フードプロセッサーに【A】を順に入れ、サラサラの状態になるまで約20秒間かくはんし、溶き卵を加える。
フードプロセッサーがないときは、ボウルに薄力粉、ベーキングパウダー、粉砂糖をふるい入れ、塩を加える。バターを2cm角に切って加え、粉をまぶしながらカードで細かく切っていく。手のひらで粉とバターをよくすり合わせる。
さらに30~40秒間、生地がまとまるまでかくはんする。
フードプロセッサーがないときは、バターが小豆粒大になったら溶き卵を加え、そぼろ状になるまで混ぜる。
台に出してひとまとめにし、約1cm厚さにならしてラップで包む。冷蔵庫で3時間以上休ませる。
フードプロセッサーがないときは、台に出し、手のひらの付け根で生地を台にこすりつけ、まとめることを2~3回繰り返す。
まな板に打ち粉をふって生地をのせ、上にも打ち粉をふり、麺棒で約2mm厚さにのばす。ラップをかけて冷蔵庫で20~30分間休ませる。オーブンを180℃に温める。
直径7cmの抜き型に打ち粉をつけ、円く抜く。
天板にオーブン用のマットまたは紙を敷いて生地を並べ、180℃のオーブンで約15分間、全体がきつね色に色づくまで焼く。網にのせてしっかり冷ます。
【レモンアイシング】をつくる。ボウルに粉砂糖をふるい入れ、レモン汁を加えてゴムべらでトロリとするまで混ぜる。
6に【レモンアイシング】を、焼き色が透けないくらいたっぷり塗り広げ、周囲をグルリと指でなぞって整える。
天板に並べて200℃のオーブンに50~60秒間入れ、アイシングを乾かす。アイシングの縁が沸騰してプクプクと泡立ったらすぐに取り出す。冬場の乾燥する時期は2~3時間、自然乾燥でOK。
オーブンに入れすぎると、砂糖が溶けてあめ状になってしまうので注意。
《極上ポイント》
● 粉砂糖を使うと生地がきめ細かく、ホロッとした焼き上がりに。
● 生地を練りすぎず、手早くまとめることでサクッとした食感に。
フードプロセッサーを使うと効率がよい。
● 生地は冷やしながら扱うことでのばしやすくなり、型で抜くときもべたつかない。
このレシピをつくった人
いがらし ろみさん
幼いころからお菓子づくりが好きで、洋菓子メーカーに就職したのち、パリで学ぶ。神奈川県鎌倉市でジャム専門店を主宰。フランス菓子の味からヒントを得たオリジナルのジャムが注目を集めている。
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