焼きギョーザ
肉と野菜の風味を生かしたシンプルな味付け。皮のサックリ感と中のふんわり感を同時にいただきます。
写真: 高木 隆成
材料
(4人分)
(約40コ)
- ・ギョーザの皮 40枚
- *市販
- ・白菜 1/2コ(500g)
- ・豚ひき肉 300g
- ・帆立て貝柱 (缶詰) 50g
- 【A】
- ・塩 小さじ1
- ・砂糖 小さじ1/2
- ・こしょう 小さじ1/2
- ・しょうゆ 小さじ1/2
- ・酒 小さじ2
- ・ごま油 大さじ1
- ・帆立て貝柱の缶汁 大さじ1
- ・しょうが汁 小さじ2
- 【たれ】
- ・ポンスじょうゆ 適宜
- ・ラーユ 適宜
- ・塩
- ・サラダ油
つくり方
白菜はみじん切りにして塩少々をふり、軽く混ぜて10分間ほどおく。ざるなどに入れてサッと水で洗い、よく水けをきる。
白菜をしんなりさせて、ほかの材料とのなじみをよくする。
ボウルに1、豚ひき肉、細かくほぐした帆立て貝柱、【A】の材料を入れて、手でよく混ぜ合わせてタネをつくる。
もみ込むようにして、少し粘りけが出るまで混ぜ合わせる。
ギョーザの皮の縁に薄く水をぬり、タネをのせて折り合わせてひだを寄せる。
焼きギョーザはひだをしっかり寄せるので、あまりネタを多く入れすぎないこと。折り合わせた片側のみに、ひだを寄せる。
フライパンにサラダ油大さじ1を入れて、3を並べる。
フライパンの七分目まで水を入れて、中火にかける。ふたをして約6分間蒸し焼きにする。
水はたっぷりと。焼いている間は、ギョーザは絶対にひっくり返さない。
フライパンの中の水がとんでなくなったら火を止めて盛りつける。【たれ】の材料を好みの比率で合わせて、ギョーザをつけて食べる。
《うまい王道への3つのポイント》
1. 下ごしらえは入念にすること。ギョーザは皮とタネだけのシンプルな料理だが、今回は市販の皮を使うので、手を加えられるのはネタだけ。タネの仕上がりが出来を大きく左右する。材料の刻み加減には要注意。
2. つくるときは一度にたくさんつくる。たくさんつくることで、刻み具合や練り具合のむらが小さくなり、1コ1コが安定した仕上がりになる。食べ切れない分は、くっつかないように感覚をあけて包み、冷凍庫へ。調理するときは、解凍せずにそのまま使う。
3. 隠し味は「砂糖」。食べたときに舌で感じることはないが、肉や野菜の甘味を引き出す。
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