ギョーザ
皮をサクッとかむと、肉汁がジュワッとジューシー。蒸し焼きにするコツ、ぜひマスターしてください。
写真: 中村 あかね
*5コ分
*あんを冷蔵庫で休ませる時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・ギョーザの皮 (市販) 20枚
- 【あん】
- ・キャベツ 170g
- ・豚ひき肉 250g
- ・しょうが (みじん切り) 小さじ2
- ・にんにく (みじん切り) 小さじ2/3
- ・ねぎ (みじん切り) 大さじ2+1/2
- 【A】
- ・塩 小さじ1/3
- ・こしょう 少々
- ・しょうゆ 小さじ1/3
- ・酒 大さじ1
- ・チキンスープ 大さじ1+1/2
- *かりゅうチキンスープもと(中国風)少々を大さじ1+1/2の水で溶く。
- ・オイスターソース 小さじ2/3
- ・ラーユ 適宜
- ・塩
- ・かたくり粉
- ・サラダ油
- ・酢
- ・しょうゆ
つくり方
キャベツはみじん切りにして塩少々をふり、10分間ほどおいて水けをしっかり絞る。
ボウルにひき肉、しょうが、にんにくを入れてよく練り混ぜ、肉の粘りが出てきたら【A】を順に加え、さらに練り混ぜる。キャベツ、ねぎを加えて軽く混ぜ、かたくり粉大さじ1をふってよく混ぜ合わせ、ラップをかけて冷蔵庫で30分間冷やす。
調味料とともに加えるスープが、【あん】のジューシーさの秘密。
ギョーザの皮を手のひらにとり、2の【あん】の1/20量をのせる。皮の周囲に指で水をつけ、ひだを寄せながらしっかりととめる。残りも同様に包む。ひだを寄せるのが難しければ、皮の両端からとじ合わせ、中央に余った部分でひだをつくる簡単な包み方でもよい。
皮の下側を親指で支え、上側を人さし指で折りたたみながらとじていく。
フッ素樹脂加工のフライパンに3を10コ、2列に並べ、サラダ油小さじ1/2を回しかけてから、強めの中火にかける。フライパンが温まったら湯カップ3/4を回し入れ、ふたをして中火で5~6分間蒸し焼きにする。残り10コは全体備考を参照して冷凍する。
冷たいフライパンにギョーザを並べ、油を回しかけてから火にかける。熱湯を加えると早く蒸気が上がり、きれいに蒸し焼きにできる。
水けがなくなったらふたを取り、皮の端がチリチリと焼けてきたら、サラダ油小さじ2を回しかけ、強火にする。
水けがなくなったらふたを取り油をかけてカリッとさせる。
フライパンを動かしながら均一に、しっかりと焼き目をつける。縁がこんがりと色づき、全体に弾力が出てきたら焼き上がり。上下を返して器に盛り、好みで酢、しょうゆ、ラーユを合わせたたれを添える。
《ギョーザの冷凍保存法》
ギョーザのあんは、ある程度量が多いほうがつくりやすいので、市販の皮1袋分を残さず包み、一度に食べきれない分は冷凍しておきましょう(約3週間保存可能)。
1. 最初はバットなどに並べてラップをかけ、冷凍庫へ。
2. カチカチに凍ったら、ジッパー付きの保存袋などに移すと場所をとらない。
このレシピをつくった人
菰田 欣也さん
調理師専門学校を経て、19歳から陳建一氏に師事し、現在は中華料理レストランオーナーシェフ。2004年の中国料理世界大会(中国・広州)、個人熱菜部門で日本人初の金賞を受賞。
プロならではのコツを押さえた、家庭でもつくりやすいレシピで、講習会やテレビ、雑誌などで幅広く活躍中。
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