冷やし中華
しょうがの風味がきいたしょうゆだれと、カラフルな具が食欲をそそります。
写真: 原 ヒデトシ
*豚肉をつける時間、くらげを戻す時間は除く
材料
(2人分)
- ・中華めん 2玉(220g)
- 【チャーシュー】
- ・豚肩ロース肉 (塊) 80~100g
- *肉を2倍量にしてつくる場合は、【A】のつけ汁の材料を各1.5倍にする。
- 【A】
- ・しょうゆ 大さじ3
- ・砂糖 大さじ2
- ・紹興酒 大さじ2
- *または酒
- ・酒 大さじ1
- ・ごま油 大さじ1
- ・にんにく (薄切り) 2枚
- ・しょうが (薄切り) 2枚
- ・ねぎ (青い部分) 5cm
- ・ウーシャンフェン 少々
- *八角、シナモン、花椒(ホワジャオ)、クローブ、陳皮の粉末などを混ぜたもの。なければこの中の1種類でもよい。
- ・くらげ (塩蔵) 80g
- ・いか 70g
- ・えび (無頭/殻付き) 8匹(約100g)
- ・卵 1コ
- ・きゅうり 1/2本
- ・トマト 1/2コ
- ・酢
- ・しょうゆ
- ・ごま油
- ・塩
- ・こしょう
- ・酒
- ・かたくり粉
- ・サラダ油
- 【しょうゆだれ】*つくりやすい分量/カップ約1
- ・しょうゆ 大さじ6
- ・砂糖 大さじ4
- ・酢 大さじ4
- ・みりん 大さじ2
- ・ごま油 大さじ2
- ・しょうが (すりおろす) 大さじ1
- ・粒マスタード 小さじ2
- ・白ごま 小さじ2
- 【ごまだれ】
- ・しょうゆだれ 全量
- ・練りごま (白) 大さじ2
- ・ねぎ (みじん切り) 1/8本分
- ・ラーユ 小さじ1
下ごしらえ・準備
具をつくる
1 <前日>
・チャーシューの豚肉をつけ込む
2 <当日3~4時間前>
・くらげを戻す
3 <食べる前>
・具とたれの準備をする
・めんをゆでる
・盛りつける
つくり方
豚肉全体にフォークで穴をあけ、混ぜ合わせた【A】につける。そのまま常温で1時間ほどおく。
ジッパー付きポリ袋に移したら、空気を抜いて封をし、冷蔵庫で12時間以上おく。
数日間つけても味がしみておいしいが、堅くなるので、つけるのは最長1週間までにする。
フッ素樹脂加工のフライパンを中火にかけ、2の汁けをきって入れる。肉汁をふきながら表面に焼き色がつくまで全面を焼く。
肉汁をこまめに紙タオルでふき取ることで、焦げつきを防ぐ。
水大さじ2を加えてふたをして、水けがなくなるまで中火で蒸し焼きにする。中まで火が通ったら、火を止め、そのまま余熱で火を通す。粗熱が取れたら薄切りにする。
竹ぐしを刺してみて、透明な肉汁が出てきたら焼き上がり。
くらげは流水でざっと洗い、水適量といっしょに小鍋に入れて中火にかける。
沸騰させないように注意。
湯が温まってくらげがクルリと丸まってきたら、ざるにあける。流水で洗い、水に3~4時間つける。完全に塩けが抜けたら、水けをよくきり酢・しょうゆ・ごま油各小さじ1で下味をつける。
いかは厚い場合は厚みを半分に切り、表には斜めに、裏には縦に切り目を入れて、5㎜幅に切る。えびは殻をむき、厚みを半分に切って背ワタを取る。
7を合わせ、塩一つまみ、こしょう少々、酒小さじ1をふってなじませたら、かたくり粉小さじ1をふってもむ。
かたくり粉で下味を閉じ込める。
鍋に水適量を入れて中火にかけ、70~80℃になったら(気泡がフツフツと上がってくるくらい)、8を加える。
強火にして30~40 秒間ゆで、色が変わったら引き上げる。そのまま余熱で火を通す。
卵はよく溶きほぐし、水溶きかたくり粉(かたくり粉小さじ1と水小さじ2を混ぜ合わせたもの)と水大さじ1を加えてよく混ぜ合わせる。
水溶きかたくり粉と水を入れることで、薄くなめらかに焼ける。
フライパン(直径26cm)を中火にかけ、薄くサラダ油をぬる。11の半量を流し入れ、周りがはがれてきたら火を止め、裏返してサッと焼く。同様にもう1枚焼く。四つ折りにしてから端から細切りにする。
きゅうりは縦薄切りにしてから細切りにする。塩小さじ1/4をまぶしてもみ、出てきた水けをギュッと絞る。
トマトはくし形に4等分に切り、種を除く。
【しょうゆだれ】の材料を混ぜ合わせる。
<【ごまだれ】で食べたい人は>
【しょうゆだれ】全量に、練りごま(白)大さじ2、ねぎ(みじん切り)1/8本分、ラーユ小さじ1を加えて混ぜる。
鍋にたっぷりの湯を沸かし、めんをほぐしながら入れる。袋の表示時間どおりにゆで、ざるにあけて流水でぬめりを取る。
ざるに押しつけるようにして、さらに水けをよくきる。
酢・ごま油各大さじ1をふってあえておく。
めんを器に盛り、具材を彩りよくのせ、15 を適量回しかける。
このレシピをつくった人
吉田 勝彦さん
東京・代々木上原にある中華料理店オーナーシェフ。旬の食材のおいしさを最大限に引き出す、ヘルシーでシンプルな中華料理が評判を呼んでいる。家庭で実践しやすいレシピも人気。
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