きょうの料理レシピ
なすと牛肉のピリ辛みそ炒め
大ぶりに切り、じっくりと炒めたなすのみずみずしい食感と、牛肉のしっかりとしたうまみがベストマッチ。
写真: 鍋島 徳恭
エネルギー
/360 kcal
*1人分
調理時間
/15分
材料
(2人分)
- ・なす 4コ
- ・牛薄切り肉 150g
- 【下味】
- ・酒 大さじ1
- ・こしょう 少々
- ・かたくり粉 小さじ1
- ・赤とうがらし 1~2本
- 【A】
- ・みそ 大さじ1
- ・酒 大さじ1
- ・しょうゆ 小さじ1
- ・黒酢 小さじ1
- ・にんにく (軽くつぶす) 1かけ
- ・サラダ油 大さじ1
つくり方
1
なすはヘタを落として皮をむき、長めの乱切りにする。赤とうがらしはヘタと種を除き、粗くつぶす。【A】は混ぜておく。
! ポイント
食感が異なる皮の部分をむくことで、なすはグッと扱いやすくなる。なすは長めの乱切りに。じっくりと炒めて程よく水分を出せる。
2
牛肉は、大きければ食べやすい大きさに切ってボウルに入れ、【下味】の材料を加えて軽くもむ。
! ポイント
かたくり粉は、牛肉の【下味】をしっかり閉じ込めてくれる。
3
深めのフライパンにサラダ油と赤とうがらしを入れて熱し、2を加えて中火で牛肉の色が変わるまで炒める。
4
【A】を加えてへらでざっと混ぜてからめ、1のなすを加える。火を弱めてしんなりするまで4~5分間じっくりと炒める。
! ポイント
牛肉に火を通したら、なすを加える。ここからは、弱火でじっくり炒めて、仕上げる。
5
にんにくを加え、香りがたって全体になじんだら火を止める。
全体備考
【むいた皮は干してみよう!】
このレシピでは、なすの皮をむいて使用。北京でなすを調理するときも皮をむくが、その皮を捨てることはしない。皮をざるなどに広げ、風に当てて水分を除いて保存。冬場、なすが手に入らない時期、豚肉や鶏肉を使ったこっくりとした煮物をつくるときに加えたり、というように使う。夏場には、体に必要な水分をもらい、冬場にはなすの皮に含まれる栄養をもらう、そんな“なす使い”もおすすめ。
きょうの料理レシピ
2010/06/29
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このレシピをつくった人
ウー ウェンさん
中国・北京で生まれ、1990年に来日。クッキングサロンを主宰している。シンプルな素材と調理法で、味わい深い家庭料理を生み出す名人であり、明るく親しみやすいキャラクターも人気。
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