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きょうの料理レシピ

大麦とレモンのスープ

鶏のブイヨンを使った、大地の恵みを感じるスープ。

大麦とレモンのスープ

写真: 小林 庸浩

材料

(つくりやすい分量*4人分の目安)

・鶏のブイヨン カップ4~4+1/2
*新たまねぎのスープ参照。
・大麦 (押し麦) 30g
*大麦はサッと洗って水に10分間ほど浸し、ざるに上げておく。
・卵黄 (大) 1コ分
・レモン汁 小さじ2
・イタリアンパセリ (生) 適量

下ごしらえ・準備

鶏のブイヨンをつくる

1 1. 昆布と干ししいたけをヒタヒタの水(分量内)に最低1時間浸す。この間に以下の鶏の下ごしらえをする。

2. 鶏手羽先を、関節より上下に切り離す

3. 深めの鍋に湯を沸かしてレモンを入れ、鶏の手羽も首骨も湯引きする。

*湯引き
具材を煮立った湯に投じ、再び煮立つまでを限界として引き上げる。煮え湯に塩を入れる場合と、必要としない場合がある。注意すべきは、具材を一度に多量に入れてはならない。具材は10~15秒数えるほどで引き上げ、冷水でよく洗う。

つくり方

1

鍋に大麦と鶏のブイヨンカップ3を入れ、少し歯ざわりが残る程度に15~20分間炊き、塩少々(分量外)を加える。

2

ボウルに卵黄を溶きほぐし、冷たい残りのブイヨンを加えて、泡立て器で混ぜてのばす。

3

1の鍋の中を泡立て器で混ぜながら2を加え、仕上げに火を止めてレモン汁を加える。器に注ぎ、みじん切りのイタリアンパセリを散らす。

きょうの料理レシピ
2009/05/21 ゆっくりがおいしい!

このレシピをつくった人

辰巳 芳子

辰巳 芳子さん

1924年生まれ。料理研究家の草分けだった母、浜子氏のもとで家庭料理を学ぶ一方、西洋料理の研さんも重ねる。父親の介護を通じてスープに開眼。高齢者へのスープサービスにも力を注ぎ、鎌倉の自宅などでスープ教室を主宰している。食育も実践し、児童が種をまき、育て、食べる「大豆100粒運動」を提唱し、広めている。


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