割り梅の砂糖漬け
初夏の訪れを告げる、さわやかな青梅の香り。そんな青梅を、砂糖漬けにして楽しんでみませんか?シロップを水や炭酸水などで割り、割り梅を加えれば清涼感あふれるジュースにも!
写真: 馬場 敬子
材料
- ・青梅 1kg
- ・グラニュー糖 700g
下ごしらえ・準備
保存容器の準備
1 保存容器は湯を入れて温めてから湯を捨て(割れ防止)、熱湯を回しかけて消毒してから使う。
つくり方
青梅はサッと洗って、竹ぐしでなり口についているヘタを取り、ボウルに入れる。
たっぷりの水を注いで1~2時間おく。こうすると、青梅のアクがぬけ、果肉が種からはずれやすくなる。
青梅をやさしくすすぎ、ふきんなどで水けをふき取る。
金づちの鉄の部分に折りたたんだ紙タオルまたはふきんを巻き、輪ゴムなどでとめる。青梅をまな板に置き、金づちでトンとたたいてひびを入れる(割れてもOK)。
ボウルに青梅とグラニュー糖を入れる。全部入れ終わったら混ぜて、青梅がグラニュー糖の中に埋まる状態にする。
ボウルにラップまたはふたをして、1~2日間おく。青梅の水分が出てくるので、砂糖を溶かすように途中で何回か混ぜる。
青梅が浮くくらいにシロップが出てきたら、青梅を取り出して、保存容器に入れる
7のシロップをステンレスかホウロウの鍋に移して中火で煮立てる。アクを取り、混ぜてグラニュー糖を溶かす。粗熱を取ってから7の保存容器に加える。容器の上下を返して、沈殿したシロップのグラニュー糖を溶かす。冷蔵庫で保存する。
《食べごろ&保存》
割り梅は2週間後から食べられるが、1か月くらいするとなじんでおいしくなる。冷蔵庫で約3か月間保存可能。保存容器を開け閉めしなければ、冷蔵庫で約1年間保存可能。
このレシピをつくった人
枝元 なほみさん
劇団の役者兼料理主任から無国籍レストランのシェフとユニークな経歴の持ち主。「エダモン」の愛称で、テレビに雑誌に大活躍。食材を組み合わせて新しいおいしさを見つけるのが大好きと語る。現在「ビッグイシュー日本版」のcookingのページも連載中。
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