今回ご紹介するのは、秋に食べたい里芋の煮物のレシピ。
ホクホクとした食感が魅力の里芋ですが、下ごしらえがちょっと面倒…という方も多いのでは?
そこでオススメするのが、最初に電子レンジにかける方法です。
皮がツルリとむけ、甘辛味がよくしみ込みます。
ポイントは、電子レンジにかけたら、竹串を刺して中まで柔らかくなっているかチェックすること。
この方法なら、芯の部分が堅く、ジャリッとした食感になることもありません。
里芋のそぼろ煮
材料
(2人分)
・里芋 … 6コ(400g)
・鶏ひき肉 … 100g
・しょうが (せん切り) … 1/3かけ分(5g)
【A】
・だし … カップ1
・しょうゆ … 大さじ1+1/2
・砂糖 … 大さじ1/2
【水溶き片栗粉】
・片栗粉 … 小さじ1
・水 … 大さじ1
・貝割れ菜 … 適量
・ごま油
つくり方
-
里芋を電子レンジにかける
里芋は上下の端を切り落とし、縦に1本切り目を入れる。耐熱皿に入れてふんわりとラップをし、電子レンジ(600W)に約5分間かける。里芋を返し、再びふんわりとラップをして電子レンジに約3分間かける。竹串を刺してスーッと通ったら取り出す。堅いときはさらに約1分間かける。粗熱が取れたら手で皮をむく。
里芋は、表面が乾く程度に少し冷ます(粗熱を取る)と、皮がむきやすい。
-
炒める
小さめの鍋にごま油大さじ1とひき肉、しょうがを入れて弱めの中火にかけ、肉をほぐしながら2~3分間炒める。1の里芋、【A】を加える。
-
煮る
煮立ったら弱火にする。落としぶたをし、さらにふたをして約15分間煮る。両方のふたを外し、時々静かに混ぜながら約3分間煮る。水溶き片栗粉を混ぜて回し入れ、全体を混ぜてとろみをつける。貝割れ菜は根元を切り落とし、長さを3等分に切る。器に煮物を盛り、貝割れ菜をのせる。
時間があったら、一度冷ますと味がよくなじむ。食べるときに弱火にかけて温めるとよい。
全体備考
◆芋類は中までしっかり火を通して◆
里芋やじゃがいもは、ホクホクとした食感が魅力。大きめに切ってじっくり煮ると持ち味を発揮できます。気をつけたいのは、中までしっかり火を通すこと。火加減が強いと表面は煮えているのに、芯の部分が堅く、ジャリッとした食感になることも。火加減やふたのかけ方などレシピどおりに煮ることがおいしくつくる秘けつです。里芋を電子レンジにかけるときも、竹串を刺して中まで柔らかくなっているかチェックしましょう。
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エネルギー:1人分260kcal
調理時間:35分
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