信州在住の”保存食の達人”、料理研究家の横山タカ子さん。
今回紹介するのは、そんな横山さんの代名詞とも言える「さしす梅干し」です。
砂糖(さ)、塩(し)、酢(す)で漬けた梅干しは、ほんのり甘く食べやすいうえ、傷みにくく、失敗が少ないのもうれしいところ。さらに、梅の風味が移った「さしす」は「合わせ酢」として使えるのでいいことづくめです。
他にも、青梅でも完熟梅でもつくれる「梅みそ漬け」や「梅酒」「梅サワー」も合わせてご紹介。是非、挑戦してみてくださいね!
「さしす梅干し」と「さしす」活用レシピ
横山 タカ子
完熟梅を、さ(砂糖)・し(塩)・す(酢)で漬けて干します。塩けは控えめなのに酢の効果で傷みにくく、「梅酢があがらない」「かびが生える」といった失敗が少ないのがうれしいところ。ほんのり甘く食べやすいので、お茶請けとしても喜ばれます。
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【さしすを使って】さしすがあれば、浅漬けも驚くほど簡単!野菜は冷蔵庫にあるものでOK。ヘルシーな副菜のレパートリーが増えます。
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【さしすを使って】程よく塩けと甘みのついたさしすを、そのまま、すし酢として使います。色鮮やかな野菜を取り合わせたサラダずしは、おもてなし向きのごちそうです。
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【さしすを使って】マリネ液や洋風のドレッシングにも、さしすが活躍。にんじんは、輪切りとすりおろしの両方を使います。
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「梅のみそ漬け」「梅酒」「梅サワー」
横山 タカ子
甘いみそ床に梅の実を漬けておくだけの簡単みそ漬け。梅の実はもちろん、みそ床は田楽や野菜のディップ、酢みそあえなどに使えます。青梅なら種を除いて刻み、完熟梅ならペースト状にして、みそに混ぜていただいても美味。
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砂糖を使わず米焼酎に梅を漬けただけのさっぱりとした味です。甘くしたいときは、はちみつを飲むときに加え、よく溶かします。
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横山 タカ子
爽やかドリンクの素(もと)。青梅ならキリッと、完熟梅ならまろやかにでき上がり、夏の暑さも吹き飛びます。炭酸水や冷水、牛乳などで割ってどうぞ。
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